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		<title>築100年のシェアハウスと暗闇に浮き上がるテーブル　東京都台東区 かまじいの家</title>
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		<pubDate>Mon, 02 Apr 2012 06:31:46 +0000</pubDate>
		<dc:creator>nishihour</dc:creator>
				<category><![CDATA[シェアハウス]]></category>

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		<description><![CDATA[東京都台東区　中山・太田・土屋・世一邸　改装費用317,000円 中山慶（なかやま・けい）さん、28歳。雑誌「風の旅人」編集部で働いた後に、この春フリーランスとして独立。仕事上様々な場所を旅した経験から、世界中を旅する、表現に関心のある人たちが、出会い触発される場所を作れないかと考え、2011年の春に古民家のシェアハウスを始めました。東京の東側には、戦災や開発を免れたこのような物件が希少ながら存在しており、中山さんはたまたま東京R不動産でこの家を発見。ふと、この家の物件情報をツイッターでつぶやいたことから、この連載の筆者である @tamachangg がツイッターで知り合い、改装コーディネートをさせていただきました。 photo &#38; text by yasunobu tamari(@tamachangg) ペン立て 　¥3,500 Size / W : 5.9cm H : 5.9cm D : 11.2cm　Material / 檜（ヒノキ）、楡（ニレ） - 最近はどういう人がやって来るんですか？ 中山：ちょうど昨日はサムっていう韓国人が一人泊まりに来てたよ。北京の外国語大学で学ぶ日英中国語を自在にあやつる女の子で、中国でたくさんの日本人に出会って、すごく日本を身近に感じる一方で、実は日本人って全然つかみどころがないとも感じていて、その生の暮らしに触れてみたくて東京のうちに遊びに来てた。 個人的には、「旅するように日々を生きる」っていうことは、すごく大切にしているんだ。自分のライフワークとして、様々なバックグラウンドの人たちを受け入れながら、日本というものを伝えていきたいという思いがある。「風の旅人」という雑誌も、その根底には、日本的な無常感や間合い、機微が流れていて、その言葉になりにくい感覚をどう体現して伝えるのかってことをいつも考えて来た。うちで言えば、同居人の太田さんが月一回、茶の湯の会をしていて、すごくいい空間になってるよ。 - そもそもなんでシェアハウスをはじめようと思ったの？ 中山：折しも仕事でインドから帰ってきた日に物件探しをしていて、杓子定規にしか人を見ていない日本のガチガチな不動産制度に怒ってたんだよね。デポジットを数ヶ月預かり、それだけ分滞納があったら追い出すって仕組みになればいいのに、礼金、敷金、保証人、審査、所属確認・・・と憂鬱なことばかりで。 ふつうの不動産屋さんで「シェアしようと思うんですけど」って言うと、いつ空中分解するかわからないと、その関係性が危ういものだと思われているから、まだまだ嫌がられる。けれど、今回の家は大家さんに直接手紙を書いて、どうしてもこの家でこういう風に住みたいって言えたのと、大家さんもせっかくの場所をより有効に使って欲しいと思ってくれたから、幸運なことに、数字と数字じゃない出会いがあった。こうした、他にはない古民家の場合って、そこに誰にどう住んで欲しいのかっていう、貸し手と借り手のコミュニケーションがすごく大事だと思ったのだけど、そこがつながる回路がこの物件に出会うまではあまりにも少ないってことに怒ってツイートしてたね。 - それをたまたま僕が発見した。と。 中山：そうそう。それで翌日、鶯谷の駅の改札で「初めまして」だったよね。そこからトントン拍子で借りることになったんだ。 - そもそも、この家を見つけたきっかけは？ 中山：パートナーと一緒に家を探して東京の不動産屋を回ってて、全然いい所がないってふてくされてた。ただ個人的には、二人暮らしっていう住み方そのものにも何か不吉なものを感じてた。一言で言うと「風が通らない」ってのが嫌で、同棲している人の家って何かしら遊びに行きにくいのね。自分ももう5年くらいシェア生活をしてその魅力を感じてるんだけど、内向きなコミュニティの一部になって閉じていくってのは、関係性としても面白くないなと思って。 そんな時になんとなく東京R不動産のサイトを見たら、ぱっとトップページに「明治創業」って書かれた物件があった。なにより107平米で築100年の空間ってどんなだろう？と心を惹かれて。その瞬間にツイッターでつぶやいてみた。誰か一緒に住みませんか？って。もともと知ってる友人でシェアするのもありだけど、何か新しい出会いがあったら面白いかなぁ、なんてあまり深く考えずに同居人を募集してみた。そっちの方が、それこそ風が通るなって予感があって。それで驚くほどすぐに反応が来て、実際会って「ああ、間違いない」って翌日には入居申し込みをしていた。物事が進む時ってこういう感覚だなぁ、って感じていたし、あのときはツイッターが自分の暮らしっていうものにホントにリアルに関わって、現実とすごいスピードでリンクしていくのが、とても不思議だったよ。 - 暗闇に浮かび上がるテーブルについて 中山：15畳のリビングルームがけっこう暗くて、そこに天板が浮かび上がるようなかたちでテーブルを作って欲しいということを、尊敬する西粟倉の家具職人である大島さんにお願いした。この無垢のヒノキのテーブルは正面から見ると鳥居の形になっていて、金具はまったく使われず、精巧な組み木の手法が用いられてる。納品されたのがちょうど梅雨の時期だったんだけど、水分を吸ったこのテーブルから立ち込めるひのきの香りが、なんとも瑞々しくて。 トリイテーブル　¥285,000 Size / W : 180cm D : 85cm H : 71.0cm [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/kamaji-no-ie.jpg"><img class="alignnone size-large wp-image-60" title="kamaji-no-ie" src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/kamaji-no-ie-382x254.jpg" alt="" width="382" height="254" /></a></p>
<p>東京都台東区　中山・太田・土屋・世一邸　改装費用317,000円</p>
<p>中山慶（なかやま・けい）さん、28歳。雑誌「風の旅人」編集部で働いた後に、この春フリーランスとして独立。仕事上様々な場所を旅した経験から、世界中を旅する、表現に関心のある人たちが、出会い触発される場所を作れないかと考え、2011年の春に古民家のシェアハウスを始めました。東京の東側には、戦災や開発を免れたこのような物件が希少ながら存在しており、中山さんはたまたま東京R不動産でこの家を発見。ふと、この家の物件情報をツイッターでつぶやいたことから、この連載の筆者である <a href="https://twitter.com/#!/tamachangg" target="_blank">@tamachangg</a> がツイッターで知り合い、改装コーディネートをさせていただきました。<span id="more-59"></span></p>
<p>photo &amp; text by yasunobu tamari(<a href="https://twitter.com/#!/tamachangg" target="_blank">@tamachangg</a>)</p>
<p><a href="http://market.nishihour.jp/?pid=27069750"><img class="jquery-hover" src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/04/pentate.jpg" alt="" align="left" /></a><br />
<span style="font-size: large;">ペン立て 　¥3,500 <img src="http://www.nishihour.jp/images/youbi.png" alt="" /></span><br />
<span style="font-size: small;">Size / W : 5.9cm H : 5.9cm D : 11.2cm　Material / 檜（ヒノキ）、楡（ニレ）</span></p>
<div style="margin-top: 40px;"><strong>- 最近はどういう人がやって来るんですか？</strong></div>
<p><img style="margin-left: 15px;" src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/04/kei.jpg" alt="" width="350" height="234" align="right" />中山：ちょうど昨日はサムっていう韓国人が一人泊まりに来てたよ。北京の外国語大学で学ぶ日英中国語を自在にあやつる女の子で、中国でたくさんの日本人に出会って、すごく日本を身近に感じる一方で、実は日本人って全然つかみどころがないとも感じていて、その生の暮らしに触れてみたくて東京のうちに遊びに来てた。</p>
<p><img style="margin-left: 15px; margin-top: 15px;" src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/03/IMG_9018.jpg" alt="" width="350" height="234" align="right" />個人的には、「旅するように日々を生きる」っていうことは、すごく大切にしているんだ。自分のライフワークとして、様々なバックグラウンドの人たちを受け入れながら、日本というものを伝えていきたいという思いがある。「風の旅人」という雑誌も、その根底には、日本的な無常感や間合い、機微が流れていて、その言葉になりにくい感覚をどう体現して伝えるのかってことをいつも考えて来た。うちで言えば、同居人の太田さんが月一回、茶の湯の会をしていて、すごくいい空間になってるよ。</p>
<div style="margin-top: 40px;"><strong>- そもそもなんでシェアハウスをはじめようと思ったの？</strong></div>
<p><img style="margin-left: 15px; margin-top: 15px;" src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/03/IMG_0236.jpg" alt="" width="350" height="234" align="right" />中山：折しも仕事でインドから帰ってきた日に物件探しをしていて、杓子定規にしか人を見ていない日本のガチガチな不動産制度に怒ってたんだよね。デポジットを数ヶ月預かり、それだけ分滞納があったら追い出すって仕組みになればいいのに、礼金、敷金、保証人、審査、所属確認・・・と憂鬱なことばかりで。</p>
<p>ふつうの不動産屋さんで「シェアしようと思うんですけど」って言うと、いつ空中分解するかわからないと、その関係性が危ういものだと思われているから、まだまだ嫌がられる。けれど、今回の家は大家さんに直接手紙を書いて、どうしてもこの家でこういう風に住みたいって言えたのと、大家さんもせっかくの場所をより有効に使って欲しいと思ってくれたから、幸運なことに、数字と数字じゃない出会いがあった。こうした、他にはない古民家の場合って、そこに誰にどう住んで欲しいのかっていう、貸し手と借り手のコミュニケーションがすごく大事だと思ったのだけど、そこがつながる回路がこの物件に出会うまではあまりにも少ないってことに怒ってツイートしてたね。</p>
<div style="margin-top: 40px;"><strong>- それをたまたま僕が発見した。と。</strong></div>
<p>中山：そうそう。それで翌日、鶯谷の駅の改札で「初めまして」だったよね。そこからトントン拍子で借りることになったんだ。</p>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/03/kamaji.jpg" alt="" /></p>
<div style="margin-top: 40px;"><strong>- そもそも、この家を見つけたきっかけは？</strong></div>
<p><a href="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/03/r-fudousan.jpg" target="_blank"><img class="pict" style="margin-left: 15px;" src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/03/r-fudousan.jpg" alt="" width="350" height="534" align="right" /></a>中山：パートナーと一緒に家を探して東京の不動産屋を回ってて、全然いい所がないってふてくされてた。ただ個人的には、二人暮らしっていう住み方そのものにも何か不吉なものを感じてた。一言で言うと「風が通らない」ってのが嫌で、同棲している人の家って何かしら遊びに行きにくいのね。自分ももう5年くらいシェア生活をしてその魅力を感じてるんだけど、内向きなコミュニティの一部になって閉じていくってのは、関係性としても面白くないなと思って。</p>
<p>そんな時になんとなく東京R不動産のサイトを見たら、ぱっとトップページに「明治創業」って書かれた物件があった。なにより107平米で築100年の空間ってどんなだろう？と心を惹かれて。その瞬間にツイッターでつぶやいてみた。誰か一緒に住みませんか？って。もともと知ってる友人でシェアするのもありだけど、何か新しい出会いがあったら面白いかなぁ、なんてあまり深く考えずに同居人を募集してみた。そっちの方が、それこそ風が通るなって予感があって。それで驚くほどすぐに反応が来て、実際会って「ああ、間違いない」って翌日には入居申し込みをしていた。物事が進む時ってこういう感覚だなぁ、って感じていたし、あのときはツイッターが自分の暮らしっていうものにホントにリアルに関わって、現実とすごいスピードでリンクしていくのが、とても不思議だったよ。</p>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/03/IMG_8532.jpg" alt="" /></p>
<div style="margin-top: 40px;"><strong>- 暗闇に浮かび上がるテーブルについて</strong></div>
<p>中山：15畳のリビングルームがけっこう暗くて、そこに天板が浮かび上がるようなかたちでテーブルを作って欲しいということを、尊敬する西粟倉の家具職人である大島さんにお願いした。この無垢のヒノキのテーブルは正面から見ると鳥居の形になっていて、金具はまったく使われず、精巧な組み木の手法が用いられてる。納品されたのがちょうど梅雨の時期だったんだけど、水分を吸ったこのテーブルから立ち込めるひのきの香りが、なんとも瑞々しくて。</p>
<p><img src="http://www.nishihour.jp/images/blank.gif" alt="" width="10" height="10" /></p>
<p><a href="http://youbi.me/toriitable/" target="_blank"><img class="jquery-hover" src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/03/trii.jpg" alt="" align="left" /></a><br />
<span style="font-size: large;">トリイテーブル　¥285,000 <img src="http://www.nishihour.jp/images/youbi.png" alt="" /></span><br />
<span style="font-size: small;">Size / W : 180cm D : 85cm H : 71.0cm<br />
Material / 檜（ヒノキ）</span></p>
<p><img src="http://www.nishihour.jp/images/blank.gif" alt="" width="10" height="30" /></p>
<div style="margin-top: 40px;"><strong>- ここで、木工房ようびの職人、大島さんにトリイテーブル制作の裏側についてお話を伺いました。</strong></div>
<p><img style="margin-left: 15px;" src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/04/torii2.jpg" alt="" width="350" height="234" align="right" />大島：トリイテーブルは西粟倉のヒノキでつくりました。中山さんから築100年の家を借りた経緯を聞いて。僕は西粟倉村の過去の時間をつくることはできないんだけれど、その時間を知っているヒノキをテーブルに使ったらいいんじゃないかなって思ったんです。木って山主さんの想いを反映するものなんじゃないかって思った。綺麗だなって思う材料でつくるのが現時点でのベストアンサーで、そしてなにより「どこで育って、どこで生えたか」ということを「追える」し。普通<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/トレーサビリティ_(流通)" target="_blank">トレーサビリティ</a>って場所だけなんだけど、人まで追えるんだよ。そんなトレーサビリティが今後、西粟倉では可能になりそうで。ふつう人の経歴までわからないよね。ヒノキの材料に関して西粟倉は最強だと思う。最近思ったんだけど、グーグルマップで「ここですよ」って出るじゃん。そんな感じで切り株が残るんだよ。ピンポイントこの場所に切り株が残るのって、すごいことだって最近思う。切り株に、いついつどこどこで切って、なにになりました、ってのがわかる印があったらいいよな。そんなふうにトレースできるようなテーブルがつくれるようになりたい。</p>
<p><img style="margin-left: 15px;" src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/04/torii3.jpg" alt="" width="350" height="234" align="right" />大島：ヒノキで家具をつくるって言ったときに、いままであんまりヒノキの家具って日本にないから、すんなり受け入れられるものってなんだろう？って思ったときに、ヒノキといえば神社仏閣だったんだよね。その次に浮かんだのが鳥居だった。なにより日本人が見てパッとわかるものって鳥居かなって。部材をただコピーするんじゃなくて、パッと見たときに鳥居に見えるシルエットにしたいなってのがあるの。制作の条件で「闇の中で天板が浮くっていう」ってのがあって。暗い部屋でスポットライトが当たるとふっと浮くようにつくってあるの。天板の側の直線部分が闇夜で浮かぶのにすごい大事な気がしていて、厚みが5.5mmなんだけど、その先が「切面」と言って、ナナメに面取りされてるの。その側の5.5mmがあるかないかがとても大事。</p>
<div style="margin-top: 40px;"><strong>- 話は家に戻って。100年前ってどういう時代だったんだろうね。</strong></div>
<p><a href="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/03/IMG_9612.jpg" target="_blank"><img style="margin-left: 15px;" src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/03/IMG_9612.jpg" alt="" width="350" height="234" align="right" /></a>中山：この家は、100年以上前からあることは確かだけど、築年数は不明。元々3代続いた和泉屋さんていうかまぼこ屋だった。それでみんな「かまじいの家」って呼んでるね。家のたたずまいが、「かまぼこやのじいさま」だってことで、何だかしっくり来ちゃって。</p>
<p><img style="margin-left: 15px; margin-top: 15px;" src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/04/kamajii_illust.jpg" alt="" width="350" height="234" align="right" />台東区の根岸っていう場所は、明治の頃の古い建物が東京の中では珍しく残る場所で、隣の隣も古くからの職人さんのいる提灯屋さんが残っている。陣内秀信さんの『下谷・根岸の歴史的環境』っていう20年以上前に書かれた本のページをめくってたら、かまぼこ屋時代のこの家が図面つきで載ってたり、日曜の朝には家の前でスケッチしてる人がずらりと並んでいたりしてビックリした。ある時、うちの同居人の世一くんが、自分の尊敬している小説家の一人が幸田露伴だって話をしてて、「俺はその時代なら間違いなく岡倉天心だな」なんて何となしに語っていた。後になって調べてくと、正にこの家の裏あたりに岡倉天心が住んでいたことがわかったんだよ。彼は初代の東京藝大の学長なんだけれど、この家から馬で通い、露伴たちと一緒に「根岸党」と呼ばれる非常に緩やかな文人の集まりを成していた。この家は100年以上前の、ちょうど彼らの時代に建てられたんだよね。かまぼこ屋さんが新築で建てられた時に、彼らがおでんの練り物を買いに来てたかもしれないなんて想像すると、すごく不思議な気がする。</p>
<div style="margin-top: 20px;"><strong>- 東京にいて100年って、なかなか感じられないよね。</strong></div>
<p>中山：近所のいきつけの釜飯屋さんで聞いた話では、1980年代まで、このあたりの景色は戦後直後とあまり変わらなかったんだって。それでも、関東大震災も東京大空襲も生き延びた長老のような家がまだぽつりぽつり残っている。多くのマンションは、次々と容積率一杯で建てられてるけれど、明日の朝それが違うマンションになっていても、多分気付かないような「顔」のない建物だよ。</p>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/03/IMG_9447.jpg" alt="" /></p>
<div style="margin-top: 40px;"><strong>- ちょっと床が傾いている本棚部屋について聞きたいんですけど</strong></div>
<p><img style="margin-left: 15px;" src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/04/IMG_9457.jpg" alt="" width="350" height="234" align="right" /><img style="margin-left: 15px; margin-top: 15px;" src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/04/IMG_9260.jpg" alt="" width="350" height="234" align="right" />中山：6畳の中途半端な部屋があったから、一部屋を本棚で埋めてみたのね。小説書きの世一くんが引っ越してきて、お互いの蔵書をドッキングしてみたら、重複する本もあったし、自分が欲しいと思っていて持ってない本もあった。それぞれの選書のこだわりが見えて来て、じゃあ一緒に本棚を編集してみようかということになった。それで、ニシアワーのオーダーメイドで本棚用の杉板を取り寄せて、文庫、新書、単行本と写真集の面置きでぴったり合うサイズで世一くんが設計、壁一面を本棚にしたんだよね。休日の朝から、彼の号令の元にえごまの油を塗って、家の柱にL字金具をつけて作っていった。DIY初心者ばかりだったけれど、ものを作る楽しみにみんなで触れて、家の中でこんな充実した一日が過ごせるのか、と感動してた。本棚の天地を間違えたり、この家が部分的に傾いてて、壁一面本棚にするとその傾きがわかっちゃうことに焦ったりもしつつ（笑）</p>
<p><img style="margin-left: 15px;" src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/03/IMG_9618.jpg" alt="" width="350" height="234" align="right" />本棚には、本を面置きしてるんだけど。日々何かしら変更を加えていて、来るたびに新たな出逢いがあるようにしてる。図書館勤務の人が遊びに来て驚いてくれてたのには、なかなか嬉しいものがあった。色んなテーマがあって、「住まい」コーナーや、最近ハマっている「銭湯」コーナー、「星の動き」から、「THE ロシア文学」「政治と人間」のようなテーマまで、どの高さでどの角度から目線を向けるかで、日々違った発見があるよ。</p>
<p><img src="http://www.nishihour.jp/images/blank.gif" alt="" width="10" height="10" /></p>
<p><a href="http://www.nishihour.jp/ordermade/"><img class="jquery-hover" src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/03/hondana.png" alt="" align="left" /></a><br />
<span style="font-size: large;">本棚用の材料　¥20,000<br />
（オーダーメイド、材料提供のみ）</span><br />
<span style="font-size: small;">Size / W : 200cm D : 2cm H : 150cm<br />
Material / 杉（スギ）</span></p>
<p><img src="http://www.nishihour.jp/images/blank.gif" alt="" width="10" height="30" /></p>
<p><img style="margin-left: 15px;" src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/04/IMG_99531.jpg" alt="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/04/IMG_9953.jpg" width="350" height="234" align="right" />あとね、うちは建物がそうとう古いっていうこともあって油断するとネズミが食べ物を食い荒らしてくから、スギボックスに蓋をつけてもらって野菜入れにしているんだ。</p>
<p><a href="http://market.nishihour.jp/?pid=38538957"><img class="jquery-hover" src="http://www.nishihour.jp/lifestyle/product/fboxst.jpg" alt="" align="left" /></a><br />
<span style="font-size: large;">fBoxStacking　¥3,500</span><br />
<span style="font-size: small;">Size / W : 40cm H : 35cm D : 30cm<br />
Material / 杉（スギ）</span></p>
<div style="margin-top: 40px;"><strong>- 100年という時をリレーしていく</strong></div>
<p>中山：ここ数年で東京にも、色んなタイプのシェアハウスやシェアオフィスが増えていて、すでに「フリーランス」達の場所ってのはけっこうあると思っている。フリーで生きる職業的専門性を持ってる人達は放っておいてもつながっていくし、自分もまたそういう場所が必要なんだけれど、じゃあひたすらに自分の作品世界を深める「表現者」の場っていうのはあるのかな？って思っていて。それを、どこかの組織がセットした枠組みに乗っかるのではなくて、自分たちで始めてみたいと思った。</p>
<p>この家に住むことで、自分たちはこれから100年で何を残していきたいんだろう、なんてことをよく考えるようになった。古典となり得る小説を書く、連綿と受け継いだ日本人の身体と向きあう、あるいは、新しい住まいや教育、介護のあり方に興味がある人間もいれば、100年持つ保存食に興味を持っている住人もいる。そうして、100年という時を次の世代にリレーしながら、かつて根岸党の人たちがやっていたように、日々の生活や出会いを自分たちの表現や仕事につなげて、深めていける場を大切に育てたいね。</p>
<div style="margin-top: 40px; margin-bottom: 40px;">
<table width="700" border="0" cellspacing="0" cellpadding="20" bgcolor="#eee">
<tbody>
<tr>
<td valign="top" width="100">data</td>
<td><strong>かまじいの家</strong><br />
<a href="http://kamaji.net/" target="_blank">http://kamaji.net/</a></p>
<p>かまじいの家では、東京での古民家ルームシェアに興味がある人が、ふらりと遊びにくることができる「釜開き」の日を、季節の変わり目に設けています。詳しくは直接かまじいの家のサイトにお問い合わせください。</td>
</tr>
</tbody>
</table>
</div>
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		</item>
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		<title>東京から熊本へ。暮らしかた冒険家</title>
		<link>http://nishihour.jp/lifestyle/ikeda_tei/</link>
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		<pubDate>Fri, 23 Mar 2012 03:44:40 +0000</pubDate>
		<dc:creator>nishihour</dc:creator>
				<category><![CDATA[地域への移住]]></category>

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		<description><![CDATA[熊本県熊本市 #heymachiya (池田邸) 　改装費用200,914円（床板材料費のみ） かつて、熊本城を中心とした城下町として栄え、いまでも町屋のある風景が残る熊本市の古町エリア。そのなかの一軒である築100年の町屋に、昨年、若い夫婦が住み始めました。 東京渋谷の駅から15分ほどの東京のど真ん中に住んでいた、ウェブディベロッパーの池田秀紀（いけだ・ひでのり）さんと写真家の伊藤菜衣子（いとう・さいこ）さん夫婦です。坂本龍一さんのソーシャルプロジェクト#skmtsや大地を守る会の#ちゃんとたべものプロジェクトなど、ムーブメントづくりのためのウェブサイトやメインビジュアルなどの制作や、ソーシャルメディアをを使った広告展開などの仕事を、東京と熊本を行き来しながらしています。 photo by SaikoCamera(@SaikoCamera)　text by Yuuki Kakihara(taraxacum company) ずっしりとほこりの積もった空家だった 古いがゆえに扱いづらく借り手がつかなくなった町屋が次々に取り壊され、つるりとした現代的な住宅が増えつつあるなか、ふたりが借りたのは、20年ものあいだ空家となっていた一軒でした。丈夫な梁が横切る高い天井の町屋。住み手が途絶えて老朽化が進んだ家は、壁や扉の一部を失い、そこらじゅうにずっしりとほこりが積もっていました。 「とうていすぐに住める状態ではないけれど……」 この家に初めて案内された日、不動産屋さんはそう言いながら家の中を見せてくれたのだそう。 しかし、あまりの廃墟にたじろぎながらも、ふたりは決断をします。 「このまま、貸していただけますか？」 『いつかは』って、思っていたことだったから ふたりが新しい場所に住んでみようと決めたのは、突然の決心ではなく、少しずつ自然に積み重なった思いだったのだと言います。 もともと「安かろう早かろう」の現代社会のモノやコトとの関係に疑問を持っていたふたりが結婚をして、結婚キャンプや新婚ノマド旅行など、いろいろな疑問をひとつずつ解決するすべを見いだしてきたそう。結婚を機に、秀紀さんは菜衣子さんの影響で「食べもの」についても興味を持ったそうです。野菜は生産者が理想と現実の間で一生懸命努力したおいしいものを。使い捨てではなく、未来への投資になるようなモノやコトとの付き合い方を模索中とのこと。そんな意思のある選択が日常としてそこにありました。 「いつか東京ではないどこかに住もう、というのは結婚した頃から話していたんです。環境問題も自給率問題も過疎化問題も、私たちみんなが東京に集中したり執着していることが原因なんじゃないかな、だったらwebも写真も都市に縛られない職業なんだから、私たちが東京を出てみてもいいんじゃないかって。私たちの生活に絶対必要な物なんて、台所とインターネットとテーブルと椅子くらいだから」と菜衣子さんは言います。 そしてふたりは、西日本をめぐる旅に出ます。それは、移住先をイメージしながらいろいろな土地に出会う、ふたりの“新婚旅行”でした。「すてきな街や場所はたくさんありました。ただ、東京の引力もかなり強く、なかなか踏ん切りは着かなかったんです。だから、『いつかは』っていう感じだった」 そんななかで起こったのが、昨年3月11日の東日本大震災と原発問題。「あの時、それまで移住を『いつか』と先延ばしにさせていた未練とか甘ったれた気持ちに踏ん切りが着いて、『今』になって、現実的に移住先を考えた。その時にたまたま遊びに来たのが熊本で、そのあと家を探してみたらこの町屋に出会って。『ここにしよう！』って、熊本に引っ越すことを決めたんです」 表面的なDIYや改修がしたいわけじゃない ふたりが借りることにした古い町屋は、“とうていすぐには住めない状態”。多くの借り手は、貸し手側がある程度の費用をかけて改修を施したあとの入居を希望するもの。ところがふたりは、「家の基盤を壊してしまわないように」と、屋根や電気、水まわりといった家の軸となる工事は大屋さんを通して専門業者に依頼して行う一方で、その他の部分は自ら改修を始めたのです。「時間や予算がかかっても、表面的な改修ではなくて、自分たちが納得できる形にしたいと思っていたから」と、秀紀さんは言います。ふたりが大事にしたのは、自らの価値観と歴史ある町屋自体の付加価値。 確かに“家”をつくるのは初めてだけど、それはきっと、ふたりにとっては、東京での日々と変わらない“暮らしに向き合うこと”に過ぎない。ふたりの話を聞いていると、そんなふうに思えてくる。消費的な生活に流されず、本当の価値を感じるもの、自分たちが信頼できると感じる食べ物を選び、違和感を感じたことは自分たちで変える。熊本に来るもっと前から、ふたりはそんなふうに暮らしてきたのです。 玄関は美しい格子戸で、通りに面した１階は土間。少し下がって川に面した台所とダイニングにできるスペース。１階から少し上がると川を見下ろす部屋。さらに急な階段を登って屋根裏のようなスペースがある。どの部屋もほこりまみれで、まずは2週間以上を掃除に費やしました。それから、新しい漆喰を壁に塗って美しい白壁をつくりなおし、玄関の土間から一段上がったスペースと台所の床材には、ニシアワーの無垢材をオーダーしました。 届いたニシアワーの板材は、長ささえ整えればすっと床にはまり込むように、側面に凹凸加工が施されたもの。ところが、「水平な部分はいいんだけどね……」と、菜衣子さんは笑います。 「この家はもともと、着物を解いて反物の状態に戻して洗う洗い張り屋さんだったので、水を脇を流れる川に流し出すために（今の）台所の床が少し傾けて作られていたし、その他の部分だってさらにひずみが生じていて。板材を床のどちらか一辺に合わせて貼っても、もう一辺が大きいところだと20cmくらい浮いてしまうんですよ」 それでも、日々、そんな古い家ならではのクセや表情と向き合って少しずつ手を入れていく。そんな煩わしさを、むしろ楽しむかのように。 床板 ヒノキ 1920×100×15 （17枚セット） ¥12,800 Size / W : 192cm H : 100cm D : 15mmMaterial / 檜（ヒノキ）間伐材 床板 スギ 1920×100×15 （17枚セット） ¥10,000 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/heymachiya_111224-40.jpg"><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/heymachiya_111224-40-300x200.jpg" alt="" title="heymachiya_111224-40" width="300" height="200" class="alignnone size-medium wp-image-312" /></a></p>
<p>熊本県熊本市 #heymachiya (池田邸) 　改装費用200,914円（床板材料費のみ）</p>
<p>かつて、熊本城を中心とした城下町として栄え、いまでも町屋のある風景が残る熊本市の古町エリア。そのなかの一軒である築100年の町屋に、昨年、若い夫婦が住み始めました。</p>
<p>東京渋谷の駅から15分ほどの東京のど真ん中に住んでいた、ウェブディベロッパーの池田秀紀（いけだ・ひでのり）さんと写真家の伊藤菜衣子（いとう・さいこ）さん夫婦です。坂本龍一さんのソーシャルプロジェクト<a href="http://www.ustream.tv/channel/skmts" target="_blank">#skmts</a>や大地を守る会の<a href="http://www.daichi.or.jp/ttp/" target="_blank">#ちゃんとたべものプロジェクト</a>など、ムーブメントづくりのためのウェブサイトやメインビジュアルなどの制作や、ソーシャルメディアをを使った広告展開などの仕事を、東京と熊本を行き来しながらしています。<span id="more-49"></span></p>
<p>photo by SaikoCamera(<a href="https://twitter.com/#!/SaikoCamera" target="_blank">@SaikoCamera</a>)　text by Yuuki Kakihara(<a href="http://www.taraxacum.co/" target="_blank">taraxacum company</a>)</p>
<p><img src="http://www.nishihour.jp/images/blank.gif" height="30"><br />
<b>ずっしりとほこりの積もった空家だった</b></p>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/kumamoto_110528-102.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;">古いがゆえに扱いづらく借り手がつかなくなった町屋が次々に取り壊され、つるりとした現代的な住宅が増えつつあるなか、ふたりが借りたのは、20年ものあいだ空家となっていた一軒でした。丈夫な梁が横切る高い天井の町屋。住み手が途絶えて老朽化が進んだ家は、壁や扉の一部を失い、そこらじゅうにずっしりとほこりが積もっていました。</p>
<p>「とうていすぐに住める状態ではないけれど……」</p>
<p>この家に初めて案内された日、不動産屋さんはそう言いながら家の中を見せてくれたのだそう。<br />
しかし、あまりの廃墟にたじろぎながらも、ふたりは決断をします。</p>
<p>「このまま、貸していただけますか？」</p>
<p><img src="http://www.nishihour.jp/images/blank.gif" height="30"><br />
<b>『いつかは』って、思っていたことだったから</b></p>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/02/kyusyunosyokutaku_110208-15.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;">ふたりが新しい場所に住んでみようと決めたのは、突然の決心ではなく、少しずつ自然に積み重なった思いだったのだと言います。</p>
<p>もともと「安かろう早かろう」の現代社会のモノやコトとの関係に疑問を持っていたふたりが結婚をして、結婚キャンプや新婚ノマド旅行など、いろいろな疑問をひとつずつ解決するすべを見いだしてきたそう。結婚を機に、秀紀さんは菜衣子さんの影響で「食べもの」についても興味を持ったそうです。野菜は生産者が理想と現実の間で一生懸命努力したおいしいものを。使い捨てではなく、未来への投資になるようなモノやコトとの付き合い方を模索中とのこと。そんな意思のある選択が日常としてそこにありました。</p>
<p>「いつか東京ではないどこかに住もう、というのは結婚した頃から話していたんです。環境問題も自給率問題も過疎化問題も、私たちみんなが東京に集中したり執着していることが原因なんじゃないかな、だったらwebも写真も都市に縛られない職業なんだから、私たちが東京を出てみてもいいんじゃないかって。私たちの生活に絶対必要な物なんて、台所とインターネットとテーブルと椅子くらいだから」と菜衣子さんは言います。</p>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/02/shinkontravel.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;">そしてふたりは、西日本をめぐる旅に出ます。それは、移住先をイメージしながらいろいろな土地に出会う、ふたりの“新婚旅行”でした。「すてきな街や場所はたくさんありました。ただ、東京の引力もかなり強く、なかなか踏ん切りは着かなかったんです。だから、『いつかは』っていう感じだった」</p>
<p>そんななかで起こったのが、昨年3月11日の東日本大震災と原発問題。「あの時、それまで移住を『いつか』と先延ばしにさせていた未練とか甘ったれた気持ちに踏ん切りが着いて、『今』になって、現実的に移住先を考えた。その時にたまたま遊びに来たのが熊本で、そのあと家を探してみたらこの町屋に出会って。『ここにしよう！』って、熊本に引っ越すことを決めたんです」<br />
<img src="http://www.nishihour.jp/images/blank.gif" height="30"></p>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/diary_110703-1.jpg" width="700" height="467"></p>
<p><img src="http://www.nishihour.jp/images/blank.gif" height="15"><br />
<b>表面的なDIYや改修がしたいわけじゃない</b></p>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/diary_111027-20.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;">ふたりが借りることにした古い町屋は、“とうていすぐには住めない状態”。多くの借り手は、貸し手側がある程度の費用をかけて改修を施したあとの入居を希望するもの。ところがふたりは、「家の基盤を壊してしまわないように」と、屋根や電気、水まわりといった家の軸となる工事は大屋さんを通して専門業者に依頼して行う一方で、その他の部分は自ら改修を始めたのです。「時間や予算がかかっても、表面的な改修ではなくて、自分たちが納得できる形にしたいと思っていたから」と、秀紀さんは言います。ふたりが大事にしたのは、自らの価値観と歴史ある町屋自体の付加価値。</p>
<p>確かに“家”をつくるのは初めてだけど、それはきっと、ふたりにとっては、東京での日々と変わらない“暮らしに向き合うこと”に過ぎない。ふたりの話を聞いていると、そんなふうに思えてくる。消費的な生活に流されず、本当の価値を感じるもの、自分たちが信頼できると感じる食べ物を選び、違和感を感じたことは自分たちで変える。熊本に来るもっと前から、ふたりはそんなふうに暮らしてきたのです。</p>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/diary_111104-3.jpg" width="700" height="467"></p>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/saikocamera.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;">玄関は美しい格子戸で、通りに面した１階は土間。少し下がって川に面した台所とダイニングにできるスペース。１階から少し上がると川を見下ろす部屋。さらに急な階段を登って屋根裏のようなスペースがある。どの部屋もほこりまみれで、まずは2週間以上を掃除に費やしました。それから、新しい漆喰を壁に塗って美しい白壁をつくりなおし、玄関の土間から一段上がったスペースと台所の床材には、ニシアワーの無垢材をオーダーしました。</p>
<p>届いたニシアワーの板材は、長ささえ整えればすっと床にはまり込むように、側面に凹凸加工が施されたもの。ところが、「水平な部分はいいんだけどね……」と、菜衣子さんは笑います。</p>
<p>「この家はもともと、着物を解いて反物の状態に戻して洗う洗い張り屋さんだったので、水を脇を流れる川に流し出すために（今の）台所の床が少し傾けて作られていたし、その他の部分だってさらにひずみが生じていて。板材を床のどちらか一辺に合わせて貼っても、もう一辺が大きいところだと20cmくらい浮いてしまうんですよ」</p>
<p>それでも、日々、そんな古い家ならではのクセや表情と向き合って少しずつ手を入れていく。そんな煩わしさを、むしろ楽しむかのように。</p>
<p><a href="http://nishihour.jp/floor/flooring.html"><img src="http://nishihour.jp/floor/2.jpg" align="left" class="jquery-hover" width="170" height="105"></a><br /><span style="font-size:large;">床板 ヒノキ 1920×100×15 （17枚セット） ¥12,800 </span><br />
<span style="font-size:small;">Size / W : 192cm H : 100cm D : 15mm<br />Material / 檜（ヒノキ）間伐材</span></p>
<p><a href="http://nishihour.jp/floor/flooring.html"><img src="http://nishihour.jp/floor/3.jpg" align="left" class="jquery-hover" width="170" height="105"></a><br /><span style="font-size:large;">床板 スギ 1920×100×15 （17枚セット） ¥10,000 </span><br />
<span style="font-size:small;">Size / W : 192cm H : 100cm D : 15mm<br />Material / 杉（スギ）間伐材</span></p>
<p><img src="http://www.nishihour.jp/images/blank.gif" width="10" height="30"></p>
<p><img src="http://www.nishihour.jp/images/blank.gif" height="30"><br />
<img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/02/396865_295743970462388_220909291279190_784308_422944533_n.jpg" width="700" height="467"></p>
<p><img src="http://www.nishihour.jp/images/blank.gif" height="15"><br />
<img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/heymachiya_111224-1.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;"><b>作れないと思っていたものを作れるようになる。<br />
そんな冒険を楽しむのが、「暮らしかた冒険家」</b></p>
<p>時には地元の大工さんの力も、ネットの力も借りながら、自分たちの住まいをつくるために作業するふたり。それは同時に、この家が「家」として生きる時間を引きのばす作業にも見えきます。</p>
<p>そんな作業のすべてを、ふたりは、「暮らしの実験みたいなもの」と表現します。そして、「一度にやらなくても、根気よくやればいい。分からないことは人に聞けばいいし、意見が分かれたらどちらかをやってみて、ダメだったらまた手を入れればいい」と、秀紀さん。</p>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/heymachiya_111224-8.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;">そして、ふたりは自らの生き方を、「暮らしかた冒険家」を名付けました。<br />
「暮らしの素敵さに出会うこと。食べ物じゃないと思っていた素材を食べれるようにするための方法を知るように、作れないと思っていたものを作れるようになる。そして、そんな冒険を楽しむ。それが『暮らしかた冒険家』です」</p>
<p><img src="http://www.nishihour.jp/images/blank.gif" width="10" height="30"></p>
<div style="margin-top:40px;margin-bottom:40px;">
<table width="700" border="0" cellspacing="0" cellpadding="20" bgcolor="#eee">
<tr>
<td width="100" valign="top">data</td>
<td><b>暮らしかた冒険家 #heymeoto</b><br />
      <a href="http://meoto.co/" target="_blank">http://meoto.co/</a></p>
<p>    熊本駅から徒歩15分の場所にある築100年の町屋から、夫婦でのリビルドの過程を通じて、「暮らしかた」を発信する暮らしかた冒険家。東京渋谷から移り、本当の「暮らし」を考えるその様子は、<a href="https://twitter.com/#!/heymeoto" target="_blank">Twitter</a>、<a href="http://www.facebook.com/heymeoto" target="_blank">Facebook</a>、<a href="http://www.ustream.tv/channel/heymeoto" target="_blank">Ustream</a>からも配信中。</td>
</tr>
</table>
</div>
]]></content:encoded>
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		<slash:comments>1</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>光あふれるつどいの場</title>
		<link>http://nishihour.jp/lifestyle/okaku_tei/</link>
		<comments>http://nishihour.jp/lifestyle/okaku_tei/#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 01 Mar 2012 00:15:10 +0000</pubDate>
		<dc:creator>nishihour</dc:creator>
				<category><![CDATA[コワーキングスペース、シェアオフィス]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://nishihour.jp/lifestyle/?p=100</guid>
		<description><![CDATA[東京都荒川区　尾角邸　改装費用181,400円 尾角光美（おかく・てるみ）さん、28歳。大阪で生まれて東京で育つ。18歳で事業に失敗した父親が失踪、19歳のときに母親を自殺で亡くしたことがきっかけで、グリーフ・サポートという世界に出会う。当時、大学受験を二週間後に控えた時期で、尾角さんは「心の中が空っぽになった」という。グリーフとは、大切な人を失った時に生じてくる悲しみ、怒り、後悔、安心などその人なりの反応やプロセスのことをいう。悲しみをなくすということではなく、むしろ悲しみと共に歩むプロセスを伴走し、その人をエンパワメントするのがグリーフ・サポートということになる。 尾角さんは同じ立場である、親を亡くした若者をはじめとした死別の経験者をサポートすることを目的として、いわゆる社会的起業というアプローチから継続的に活動をするために、2009年に「リヴオン」を設立。今回紹介するオフィスは、東京の町屋駅近くにあるリヴオンのオフィスです。昨年12月に一般社団法人として法人化したのを機にオフィスを改装することになりました。 photo &#038; text by yasunobu tamari(@tamachangg) f Table #1 ヒノキのダイニングテーブル　¥39,800 Size / W : 150cm D : 80cm H : 72.5cmMaterial / 檜（ヒノキ） + スチール製脚 -グリーフ・サポートのための場所っていうと、昔は「駆け込み寺」がそういう役割を果たしていたんでしょうね。 尾角：リヴオンは「いつ、どこで、どんなかたちで大事な人を亡くしても、サポートを受けられる」世の中を目指している。「そこに行ったら大丈夫」っていう場所をつくることが私の仕事。全47都道府県に一つは、親を亡くした子どもや若者が定期的につどえる場所をつくっていこうと思っていて。その一つとして荒川区町屋に2011年の7月にスタートしたのが「ohana」です。一階がリヴオンのオフィスで、ロフト部分が自宅になっているSOHO。シェアオフィスとしても活かしたい。 月に一回やっている親を亡くした子の「つどい場」では、「つどい、自分の感じてきたことを語り、その時々の課題を共有する」ことをやってるんですが、具体的には自分の喪失体験を車座になって一つの円の中で語ります。アドバイスや批評を受けずに、ただただ聴いてもらうって経験をすると、安心して自分と向き合えるようになったり、自分の中で折り合いが付くんです。また、死別体験をしたちょっと先輩の背中を見ることで自分のロールモデルを見つけたりすることがすごく大きいんですね。 -語れる場、というか、抱えているものをはき出せる空間が必要なんですね。 尾角：なぜ語れる場が意義を持つかというと、日常生活の中では語れないからなんです。そういうものを日常の中で見つめたり共有したりってことはすごく難しい。なぜ難しいかというと、周りはみんなお父さんもお母さんも生きているから。私は9年をかけて今年の春やっと大学を卒業するんですが、いままで大学中退の危機が3回ありました。3回目には中退した場合とせずに済んだ場合どうなるかをそれぞれ考え、どう感じているか引き出して、その上でどうするかっていうことを一緒に考えてくれる人がいました。それをやってくれたのが友人の大谷（おおたに）さんとそのご両親だったから、大谷家を全国に作りたいと思った。しかもそれは夜中の1時から明け方5時までやってくれてたんです。 -そういうときって、具体的にどういう場所で語っているんですか？ 尾角：それがこたつなんです。大谷家のこたつは幸せだった。ohanaではいずれ10人くらい入れる円卓のこたつで囲みたい。 あと重要なのは「光」自分が元気をもらう要素の大きなポイントは太陽の光だったから。太陽の力は大きい。自分が元気でいられる空間は太陽と空。自分の心の栄養みたいな。ohanaはすごい象徴的で、法人の設立日は縁のある、元参議院議員の山本たかしさんの命日にしたのですが、それがたまたま冬至の日（12月22日）でした。光が闇を超えていく日。冬至には復活や再生っていう意味があって。法人としての誕生日をその日にしたのは良かったと思う。 ヒノキの無垢床タイル 8枚セット　¥7,200 Size / W : 50cm H : 50cm D : 1.5cmMaterial / 檜（ヒノキ）間伐材 -尾角さん自身、死別から9年経った今でも苦しいこともあるとか。 尾角：みんなの家族や実家の話を聞くと客観的な距離感を持っていれば聞けるんだけど、ちょっと弱っているとつらい。おめでたいはずの友人の結婚式でお母さんが「あんたの生まれた時はこんなんでね･･･」と娘に語りかけるのを聞いたりすると涙がこみあげてくる。日常はなかなか残酷で、「もういない」ってことを強く感じさせられるんだよね。でもそういう痛みは避けて通れないから、感じた痛みを「出せる場所」があるってことがその人にとって支えになる。グリーフ・サポートの目指すところは、自分の足で立って、人生を選んで生きていくということだと思うけれど、最初は自分の感じていることをありのままに出せるってことから始まると思う。どんなぐじゃぐじゃの気持ちでも、表現したものをそのまま受けとめてもらうっていう体験を重ねていくこと。 誰だって大事な人を必ず失うわけで。失ったときに誰もどうしたらいいかって、教えてくれはしない。今は葬儀の直後に49日までまとめてやってしまったり。あとは直葬という、葬儀をせずに火葬場直行っていうのが都会で4割もある。昔は近所の人が手伝って、生きてる時の故人について語ってくれるお坊さんがいて、七日ごとに死を受容していくプロセスがあった。それに比べて効率や簡易さを重視した今の時代、自分の喪失体験とどう向き合っていくかっていうのは、昔よりずっと難しくなっていると思うんだよね。葬儀は祭壇とか食事とかの「商品」ではなくて、「場」であるってことが大事なんじゃないかと思う。 -尾角さんのオフィスである [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/03/terumin.jpg"><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/03/terumin-300x200.jpg" alt="" title="terumin" width="300" height="200" class="alignnone size-medium wp-image-606" /></a></p>
<p>東京都荒川区　尾角邸　改装費用181,400円</p>
<p>尾角光美（おかく・てるみ）さん、28歳。大阪で生まれて東京で育つ。18歳で事業に失敗した父親が失踪、19歳のときに母親を自殺で亡くしたことがきっかけで、グリーフ・サポートという世界に出会う。当時、大学受験を二週間後に控えた時期で、尾角さんは「心の中が空っぽになった」という。グリーフとは、大切な人を失った時に生じてくる悲しみ、怒り、後悔、安心などその人なりの反応やプロセスのことをいう。悲しみをなくすということではなく、むしろ悲しみと共に歩むプロセスを伴走し、その人をエンパワメントするのがグリーフ・サポートということになる。</p>
<p>尾角さんは同じ立場である、親を亡くした若者をはじめとした死別の経験者をサポートすることを目的として、いわゆる社会的起業というアプローチから継続的に活動をするために、2009年に「リヴオン」を設立。今回紹介するオフィスは、東京の町屋駅近くにあるリヴオンのオフィスです。昨年12月に一般社団法人として法人化したのを機にオフィスを改装することになりました。</p>
<p>photo &#038; text by yasunobu tamari(<a href="https://twitter.com/#!/tamachangg" target="_blank">@tamachangg</a>)</p>
<div style="margin-top:40px;"><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/03/ohana8.jpg"></div>
<p><img src="http://www.nishihour.jp/images/blank.gif" width="10" height="10"></p>
<p><a href="http://market.nishihour.jp/?pid=33834967"><img src="http://www.nishihour.jp/lifestyle/product/ftable.jpg" align="left" class="jquery-hover"></a><br /><span style="font-size:large;">f Table #1 ヒノキのダイニングテーブル　¥39,800 </span><br />
<span style="font-size:small;">Size / W : 150cm D : 80cm H : 72.5cm<br />Material / 檜（ヒノキ） + スチール製脚</span></p>
<p><img src="http://www.nishihour.jp/images/blank.gif" width="10" height="30"></p>
<div style="margin-top:40px;"><b>-グリーフ・サポートのための場所っていうと、昔は「駆け込み寺」がそういう役割を果たしていたんでしょうね。</b></div>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/03/liveon_logo.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;">尾角：リヴオンは「いつ、どこで、どんなかたちで大事な人を亡くしても、サポートを受けられる」世の中を目指している。「そこに行ったら大丈夫」っていう場所をつくることが私の仕事。全47都道府県に一つは、親を亡くした子どもや若者が定期的につどえる場所をつくっていこうと思っていて。その一つとして荒川区町屋に2011年の7月にスタートしたのが「ohana」です。一階がリヴオンのオフィスで、ロフト部分が自宅になっているSOHO。シェアオフィスとしても活かしたい。</p>
<p>月に一回やっている親を亡くした子の「つどい場」では、「つどい、自分の感じてきたことを語り、その時々の課題を共有する」ことをやってるんですが、具体的には自分の喪失体験を車座になって一つの円の中で語ります。アドバイスや批評を受けずに、ただただ聴いてもらうって経験をすると、安心して自分と向き合えるようになったり、自分の中で折り合いが付くんです。また、死別体験をしたちょっと先輩の背中を見ることで自分のロールモデルを見つけたりすることがすごく大きいんですね。</p>
<div style="margin-top:40px;"><b>-語れる場、というか、抱えているものをはき出せる空間が必要なんですね。</b></div>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/03/ohana2.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;">尾角：なぜ語れる場が意義を持つかというと、日常生活の中では語れないからなんです。そういうものを日常の中で見つめたり共有したりってことはすごく難しい。なぜ難しいかというと、周りはみんなお父さんもお母さんも生きているから。私は9年をかけて今年の春やっと大学を卒業するんですが、いままで大学中退の危機が3回ありました。3回目には中退した場合とせずに済んだ場合どうなるかをそれぞれ考え、どう感じているか引き出して、その上でどうするかっていうことを一緒に考えてくれる人がいました。それをやってくれたのが友人の大谷（おおたに）さんとそのご両親だったから、大谷家を全国に作りたいと思った。しかもそれは夜中の1時から明け方5時までやってくれてたんです。</p>
<div style="margin-top:40px;"><b>-そういうときって、具体的にどういう場所で語っているんですか？</b></div>
<p>尾角：それがこたつなんです。大谷家のこたつは幸せだった。ohanaではいずれ10人くらい入れる円卓のこたつで囲みたい。</p>
<p>あと重要なのは「光」自分が元気をもらう要素の大きなポイントは太陽の光だったから。太陽の力は大きい。自分が元気でいられる空間は太陽と空。自分の心の栄養みたいな。ohanaはすごい象徴的で、法人の設立日は縁のある、元参議院議員の山本たかしさんの命日にしたのですが、それがたまたま冬至の日（12月22日）でした。光が闇を超えていく日。冬至には復活や再生っていう意味があって。法人としての誕生日をその日にしたのは良かったと思う。</p>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/03/ohana6.jpg"></p>
<p><a href="http://market.nishihour.jp/?pid=36192083"><img src="http://www.nishihour.jp/lifestyle/product/yukahari_hinoki.jpg" align="left" class="jquery-hover"></a><br /><span style="font-size:large;">ヒノキの無垢床タイル 8枚セット　¥7,200 </span><br />
<span style="font-size:small;">Size / W : 50cm H : 50cm D : 1.5cm<br />Material / 檜（ヒノキ）間伐材</span></p>
<p><img src="http://www.nishihour.jp/images/blank.gif" width="10" height="30"></p>
<div style="margin-top:40px;"><b>-尾角さん自身、死別から9年経った今でも苦しいこともあるとか。</b></div>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/03/inochi.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;">尾角：みんなの家族や実家の話を聞くと客観的な距離感を持っていれば聞けるんだけど、ちょっと弱っているとつらい。おめでたいはずの友人の結婚式でお母さんが「あんたの生まれた時はこんなんでね･･･」と娘に語りかけるのを聞いたりすると涙がこみあげてくる。日常はなかなか残酷で、「もういない」ってことを強く感じさせられるんだよね。でもそういう痛みは避けて通れないから、感じた痛みを「出せる場所」があるってことがその人にとって支えになる。グリーフ・サポートの目指すところは、自分の足で立って、人生を選んで生きていくということだと思うけれど、最初は自分の感じていることをありのままに出せるってことから始まると思う。どんなぐじゃぐじゃの気持ちでも、表現したものをそのまま受けとめてもらうっていう体験を重ねていくこと。</p>
<p>誰だって大事な人を必ず失うわけで。失ったときに誰もどうしたらいいかって、教えてくれはしない。今は葬儀の直後に49日までまとめてやってしまったり。あとは直葬という、葬儀をせずに火葬場直行っていうのが都会で4割もある。昔は近所の人が手伝って、生きてる時の故人について語ってくれるお坊さんがいて、七日ごとに死を受容していくプロセスがあった。それに比べて効率や簡易さを重視した今の時代、自分の喪失体験とどう向き合っていくかっていうのは、昔よりずっと難しくなっていると思うんだよね。葬儀は祭壇とか食事とかの「商品」ではなくて、「場」であるってことが大事なんじゃないかと思う。</p>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/03/ohana5.jpg"></p>
<div style="margin-top:40px;"><b>-尾角さんのオフィスである ohana っていうのはどういう意味なんですか？</b></div>
<p>尾角：ohanaっていうのはハワイの言葉で「家族」っていう意味で。あの場所はお寺であり家なんです。私が救われたのは家族並みにコミットしてくれる人だったし、家族のように一緒になって考えてくれる人だったから。本当に親身になってくれる存在、居場所としての&#8221;ohana&#8221;(家族)。</p>
<div style="margin-top:40px;"><b>-尾角さん、おすすめの本。</b></div>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/03/book.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;">『「聴く」ことの力』鷲田清一</p>
<p>前大阪大学総長の鷲田さんが書いた本です。講演や研修では「聴くということがケアのベースです」と伝えていて。「聴」くの字は、耳＋目＋心、つまりは全身表現、それ自体メッセージになっている。「あなたのこと大事に思っている」のを表すように聞くこともできれば「聞く気はない」という聞き方もできる。受身のように思われがちだけれど、実はとても能動的で。鷲田さんもまた「『聴く』というのは、なにもしないで耳を傾けるという単純に受動的な行為なのではない。それは語る側からすれば、ことばを受けとめてもらったという、たしかな出来事である」とこの本の中で述べてられています。以前「聴いてもらっただけで救われました」と言われたことがあったけれど、それはまさしくそういうことだったんだと思う。</p>
<p>聴くということは、相手に時間をあげることだとも書かれていて、ケアっていうのはまずただ共にあること（プレゼンス）だと。いる、とか、聴く、ってなにもしていないことのように思われるけれど、実はそれを一番求めていたりする。だからつどえる場、安心して一緒に居られる場があることが大事なんだと思います。</p>
<p><img src="http://www.nishihour.jp/images/blank.gif" width="10" height="10"></p>
<p><a href="http://market.nishihour.jp/?pid=38539010"><img src="http://www.nishihour.jp/lifestyle/product/fshelf2.jpg" align="left" class="jquery-hover"></a><br /><span style="font-size:large;">f Shelf #2　¥25,800 </span><br />
<span style="font-size:small;">Size / W : 85cm D : 45cm H : 81.5cm<br />Material / 檜（ヒノキ） + スチール製脚</span></p>
<p><img src="http://www.nishihour.jp/images/blank.gif" width="10" height="60"></p>
<p><a href="http://market.nishihour.jp/?pid=38539013"><img src="http://www.nishihour.jp/lifestyle/product/fshelf3.jpg" align="left" class="jquery-hover"></a><br /><span style="font-size:large;">f Shelf #3　¥32,800 </span><br />
<span style="font-size:small;">Size / W : 85cm D : 45cm H : 118.5cm<br />Material / 檜（ヒノキ） + スチール製脚</span></p>
<p><img src="http://www.nishihour.jp/images/blank.gif" width="10" height="90"></p>
<div style="margin-top:40px;margin-bottom:40px;">
<table width="700" border="0" cellspacing="0" cellpadding="20" bgcolor="#eee">
<tr>
<td width="100" valign="top">data</td>
<td><b>リヴオン</b><br />
      <a href="http://www.live-on.me" target="_blank">http://www.live-on.me</a></p>
<p>    リヴオンのオフィス「ohana」では、現在シェアオフィス入居者募集中だそうです。個人事業主や、これからスタートアップしようと思っているNPOなど、家族のようにごはんも一緒に楽しめる仲間を募集中とのこと。詳しくは直接リヴオンのサイトにお問い合わせください。</td>
</tr>
</table>
</div>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>古くて新しい、日本家屋シェア生活　kyoto kitchen</title>
		<link>http://nishihour.jp/lifestyle/kyoto-kitchen/</link>
		<comments>http://nishihour.jp/lifestyle/kyoto-kitchen/#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 15 Feb 2012 06:41:13 +0000</pubDate>
		<dc:creator>nishihour</dc:creator>
				<category><![CDATA[シェアハウス]]></category>

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		<description><![CDATA[京都市左京区　柳瀬・完山・玉利邸　改装費用231,200円 京都市左京区にあるシェアハウス「kyoto kitchen」は、この連載の筆者である @tamachangg 自身が2009年に新しい暮らしとDIYの実験現場として改装を始めた家で、シェアハウスとして始まってから現在で丁度丸3年が経過しようとしています。近くには観光地としても有名な哲学の道や、南禅寺などもあり、京都の東山の山裾の非常に静かな場所にこの家はあります。 ここでは、日本中から京都でのショートステイのために人々が集まって、ゲストハウスのような感覚で泊まっている人もいます。ちゃぶ台は職人大島さんの作品。真上にスポット型のハロゲンライトが仕掛けられており、夜はちゃぶ台を浮かび上がらせます。このちゃぶ台で料理を囲むのが、このシェアハウスの住人達のライフスタイル。 ちゃぶ台 ¥102,900 　Size / W : 70cm H : 26cm D : 70cm　Material / 檜（ヒノキ） + ワックスフィニッシュ そもそも、暮らすってなんだろう？ そもそも、3年前に東京出身だった僕が、縁もゆかりも無い京都に引っ越してきた理由がいくつかありました。ひとつは東京都心の高い家賃をずっと払い続けて暮らしていくことに疑問を感じ始めていたこと。この写真は当時住んでいた部屋なのですが、渋谷区に月々家賃15万円の大きなワンルームマンションに住んでいました。しかし、徐々に暮らしを支えるために仕事をしているような形になってしまい、なんのために仕事をしているのかがわからなくなってきていました。もうひとつは、東京で仕事をしていくことに未来を感じれなくなっていたこと。いっそえいやで飛び出してしまえ、ということで京都に引っ越すことにしました。 すべてがお金で交換可能になったことで見えなくなってしまったこと それまではずっとマンション暮らしだったために、インテリアというものは基本的には量産品をお店で買ってきて使うものだとばかり思って、ひたすらこれも仕事で稼いだお金をお店に言われた金額のままに支払って、交換してくる生活をおくる日々。東京は、徐々に全てがお金で交換できるものだけになって行っているようでした。そのような状況から、常々、そもそもの「暮らし」って一体なんなのか。日本人は50年前までは当たり前のように木造の家に住んでいたわけで、そういう空間で毎日煮炊きして食べ物をつくること、そして願わくば一番最初の記事にあるような石田さんのように食べ物を畑で育てるというところからやったり、家具や器も日本の地域社会に根強く残っている伝統技法で作られたものを集めてきて暮らす、ということを始めたのです。 この家の同居人である柳瀬顕（やなせ・けん）さん、23歳。立命館大学の4回生で今年の春卒業します。せっかく京都にいるのだから、丁寧な暮らしをしたいと思って、一年前にシェアメイトの募集を見てやってきました。元々料理好きだった彼は、この家に住んでいると、ほとんどの食事が自炊になります。この家には、そのような丁寧な暮らしや、今の時代の暮らしに疑問を持っている人が集まってきます。 これまで集めてきた陶器と漆器。この器で食事をすると、ぜんぜん味が違ってきます。 DIY2.0（Do It Your Self）のかたち DIYは、もともと1945年にイギリスで始まり、アメリカを通して日本に輸入されてきた概念です。最近でこそ、東急ハンズやホームセンターに行くことで、日曜大工の延長としてDIYというものが生き残っているように感じますが、要するに「自分で作ろう」ということだと思います。でも、ただ自分の手でつくればいいという意味ではありません。いまでも家は大手ハウスメーカーが建てた家や、大手デベロッパーが建てたマンションに住み、30〜40年ものローンを支払って生きていくということが一般的だと思いますが、そういう人生をおくるのは絶対に嫌でした。いずれどこかに家を建てるということもあるかもしれませんが、なぜ家が何千万円もかかるものなのか？それは本当に必要なのか？ということを考える上でも、なるべく「自分で作る」ということには大きな意味があると思います。現在のDIYは元々の精神を忘れてしまって形骸化された日曜大工だと言わざるをえません。そのための実験ということもあって、京都にはまだかなりの数が残っている京町家を自分でできる範囲でリノベーションして実際に住んでみました。 あまり存在しない選択肢 そんなことを考えていつつも、改装のための木材は現実的には東急ハンズかホームセンターで買ってくるしか選択肢がありません。ホームセンターでは購入した木材をせいぜい直線カットしてくれるくらいなので、あまり細かい加工をお願いしたり、こういうときはどうしたらいいの？といったような相談はできないし。それに、自分自身で丸ノコなどの本格的な加工機械を購入するところまではやろうと思っていなかったのです。そんな時にニシアワーのオーダーメイドで改装することを思いついたのでした。 まず、最初に作ったのは、京間四畳半のリビングにあわせたテレビ台。丁度床の間部分の空間が空いていたので、その寸法にあわせてオーダーメイドで杉の板と角材だけを発注。届いた材料をバーナーで「焼き杉」に加工しています。もともと焼き杉とは、建物の外壁などに使われる工法で、火事から家を守るための加工なのですが、無垢の杉板に焼き加工を施すことで、塗料では表現できない色と艶が生まれます。合板でこの加工を行うと、表面の化粧板がめくれ上がってしまうので、無垢材でなければできない手法です。 テレビ台の上もハロゲンライトのスポットライトを2つ入れてあります。古民家と蛍光灯というのは非常に相性が悪く、白い色の光りになってしまうと、隅々まで綺麗に見えてしまうために雰囲気がぶちこわしになるためです。元々蝋燭の明かりで暮らすために出来ている空間なので、家中の照明はハロゲンライトか暖色系の白熱電球に変えてあります。 テレビ台 ¥34,000　Size / ordermade　杉（スギ） 作り付けになっているキッチン収納の扉部分も、元々はマンションやアパートでよく見るプラスチックの取っ手が付いた白い化粧板の扉が取り付けられていました。これが非常にキッチンを安っぽく見せてしまっていたので、オーダーメイドでヒノキの板に交換。雰囲気を合わせるために自然塗料のオスモカラーで焦げ茶色に塗装してあります。この扉部分の取り付けには非常に苦労がありました。元々取り付けられていた扉の蝶番の部分が長年の湿気にやられて錆びて腐っていたのをペンチで破壊しながら取り外し、元々のビス穴を若干横にずらして、やっと新品の蝶番金具を取り付けることができました。実際の建築施工現場では、扉は扉の取り付け専門の職人さんがいるそうです。 接ぎ板 ¥7,600　Size / ordermade　檜（ヒノキ）color / オスモカラー3163 ウォルナット 古民家の水回り、特に浴室は本当に悲惨です。その情景はお化け屋敷さながらで、ひたすらカビと湿気との戦いになります。この家の場合、まず換気扇がなかったので換気扇の取り付けから始まりました。その上で、杉の角材で浴室のコーナーサイドにやぐらのようなものを組み立てて、やぐらに合わせてヒノキの無垢板を貼り合わせていきます。こうしてヒノキの浴室が出来ました。 壁材 ¥86,700　Size / ordermade　檜（ヒノキ） [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/IMG_5214.jpg"><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/IMG_5214.jpg" alt="" title="IMG_5214" width="700" height="467" class="alignnone size-full wp-image-304" /></a></p>
<p>京都市左京区　柳瀬・完山・玉利邸　改装費用231,200円</p>
<p>京都市左京区にあるシェアハウス「kyoto kitchen」は、この連載の筆者である @tamachangg 自身が2009年に新しい暮らしとDIYの実験現場として改装を始めた家で、シェアハウスとして始まってから現在で丁度丸3年が経過しようとしています。近くには観光地としても有名な哲学の道や、南禅寺などもあり、京都の東山の山裾の非常に静かな場所にこの家はあります。<span id="more-33"></span></p>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/kyoto-kitchen1.jpg" alt="" title="kyoto-kitchen1" width="700" height="150" class="alignnone size-full wp-image-161" /></p>
<p>ここでは、日本中から京都でのショートステイのために人々が集まって、ゲストハウスのような感覚で泊まっている人もいます。ちゃぶ台は<a href="http://nishihour.jp/youbi/"></a>職人大島さん</a >の作品。真上にスポット型のハロゲンライトが仕掛けられており、夜はちゃぶ台を浮かび上がらせます。このちゃぶ台で料理を囲むのが、このシェアハウスの住人達のライフスタイル。</p>
<p><a href="http://market.nishihour.jp/?pid=39843680"><img src="http://nishihour.jp/lifestyle/product/chabudai.jpg" style="margin-bottom:10px;margin-top:20px;"></a><br />
<span style="font-size:large;">ちゃぶ台  ¥102,900</span> <img src="http://www.nishihour.jp/images/youbi.png">　<span style="font-size:small;">Size / W : 70cm H : 26cm D : 70cm　Material / 檜（ヒノキ） + ワックスフィニッシュ</span></p>
<p><img src="http://www.nishihour.jp/images/blank.gif" height="30"><br />
<b>そもそも、暮らすってなんだろう？</b></p>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/02/20060604_185744.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;">そもそも、3年前に東京出身だった僕が、縁もゆかりも無い京都に引っ越してきた理由がいくつかありました。ひとつは東京都心の高い家賃をずっと払い続けて暮らしていくことに疑問を感じ始めていたこと。この写真は当時住んでいた部屋なのですが、渋谷区に月々家賃15万円の大きなワンルームマンションに住んでいました。しかし、徐々に暮らしを支えるために仕事をしているような形になってしまい、なんのために仕事をしているのかがわからなくなってきていました。もうひとつは、東京で仕事をしていくことに未来を感じれなくなっていたこと。いっそえいやで飛び出してしまえ、ということで京都に引っ越すことにしました。</p>
<p><img src="http://www.nishihour.jp/images/blank.gif" height="30"><br />
<b>すべてがお金で交換可能になったことで見えなくなってしまったこと</b></p>
<p>それまではずっとマンション暮らしだったために、インテリアというものは基本的には量産品をお店で買ってきて使うものだとばかり思って、ひたすらこれも仕事で稼いだお金をお店に言われた金額のままに支払って、交換してくる生活をおくる日々。東京は、徐々に全てがお金で交換できるものだけになって行っているようでした。そのような状況から、常々、そもそもの「暮らし」って一体なんなのか。日本人は50年前までは当たり前のように木造の家に住んでいたわけで、そういう空間で毎日煮炊きして食べ物をつくること、そして願わくば一番最初の記事にあるような<a href="http://nishihour.jp/lifestyle/ishida_tei/" target="_blank">石田さん</a>のように食べ物を畑で育てるというところからやったり、家具や器も日本の地域社会に根強く残っている伝統技法で作られたものを集めてきて暮らす、ということを始めたのです。</p>
<p><img src="http://www.nishihour.jp/images/blank.gif" height="30"><br />
<img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/02/IMG_4266.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;">この家の同居人である柳瀬顕（やなせ・けん）さん、23歳。立命館大学の4回生で今年の春卒業します。せっかく京都にいるのだから、丁寧な暮らしをしたいと思って、一年前にシェアメイトの募集を見てやってきました。元々料理好きだった彼は、この家に住んでいると、ほとんどの食事が自炊になります。この家には、そのような丁寧な暮らしや、今の時代の暮らしに疑問を持っている人が集まってきます。</p>
<p><img src="http://www.nishihour.jp/images/blank.gif" height="30"><br />
<img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/02/IMG_2923.jpg"><br />
これまで集めてきた陶器と漆器。この器で食事をすると、ぜんぜん味が違ってきます。</p>
<p><img src="http://www.nishihour.jp/images/blank.gif" height="30"><br />
<b>DIY2.0（Do It Your Self）のかたち</b></p>
<p>DIYは、もともと1945年にイギリスで始まり、アメリカを通して日本に輸入されてきた概念です。最近でこそ、東急ハンズやホームセンターに行くことで、日曜大工の延長としてDIYというものが生き残っているように感じますが、要するに「自分で作ろう」ということだと思います。でも、ただ自分の手でつくればいいという意味ではありません。いまでも家は大手ハウスメーカーが建てた家や、大手デベロッパーが建てたマンションに住み、30〜40年ものローンを支払って生きていくということが一般的だと思いますが、そういう人生をおくるのは絶対に嫌でした。いずれどこかに家を建てるということもあるかもしれませんが、なぜ家が何千万円もかかるものなのか？それは本当に必要なのか？ということを考える上でも、なるべく「自分で作る」ということには大きな意味があると思います。現在のDIYは元々の精神を忘れてしまって形骸化された日曜大工だと言わざるをえません。そのための実験ということもあって、京都にはまだかなりの数が残っている京町家を自分でできる範囲でリノベーションして実際に住んでみました。</p>
<p><img src="http://www.nishihour.jp/images/blank.gif" height="30"><br />
<b>あまり存在しない選択肢</b></p>
<p>そんなことを考えていつつも、改装のための木材は現実的には東急ハンズかホームセンターで買ってくるしか選択肢がありません。ホームセンターでは購入した木材をせいぜい直線カットしてくれるくらいなので、あまり細かい加工をお願いしたり、こういうときはどうしたらいいの？といったような相談はできないし。それに、自分自身で丸ノコなどの本格的な加工機械を購入するところまではやろうと思っていなかったのです。そんな時にニシアワーのオーダーメイドで改装することを思いついたのでした。</p>
<p><img src="http://www.nishihour.jp/images/blank.gif" height="30"><br />
<img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/02/DSC_1325.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;">まず、最初に作ったのは、京間四畳半のリビングにあわせたテレビ台。丁度床の間部分の空間が空いていたので、その寸法にあわせてオーダーメイドで杉の板と角材だけを発注。届いた材料をバーナーで「焼き杉」に加工しています。もともと焼き杉とは、建物の外壁などに使われる工法で、火事から家を守るための加工なのですが、無垢の杉板に焼き加工を施すことで、塗料では表現できない色と艶が生まれます。合板でこの加工を行うと、表面の化粧板がめくれ上がってしまうので、無垢材でなければできない手法です。</p>
<p>テレビ台の上もハロゲンライトのスポットライトを2つ入れてあります。古民家と蛍光灯というのは非常に相性が悪く、白い色の光りになってしまうと、隅々まで綺麗に見えてしまうために雰囲気がぶちこわしになるためです。元々蝋燭の明かりで暮らすために出来ている空間なので、家中の照明はハロゲンライトか暖色系の白熱電球に変えてあります。</p>
<p><span style="font-size:large;">テレビ台  ¥34,000</span>　<span style="font-size:small;">Size / ordermade　杉（スギ）</span></p>
<p><img src="http://www.nishihour.jp/images/blank.gif" height="30"><br />
<img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/02/IMG_2883.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;">作り付けになっているキッチン収納の扉部分も、元々はマンションやアパートでよく見るプラスチックの取っ手が付いた白い化粧板の扉が取り付けられていました。これが非常にキッチンを安っぽく見せてしまっていたので、オーダーメイドでヒノキの板に交換。雰囲気を合わせるために自然塗料のオスモカラーで焦げ茶色に塗装してあります。この扉部分の取り付けには非常に苦労がありました。元々取り付けられていた扉の蝶番の部分が長年の湿気にやられて錆びて腐っていたのをペンチで破壊しながら取り外し、元々のビス穴を若干横にずらして、やっと新品の蝶番金具を取り付けることができました。実際の建築施工現場では、扉は扉の取り付け専門の職人さんがいるそうです。</p>
<p><span style="font-size:large;">接ぎ板  ¥7,600</span>　<span style="font-size:small;">Size / ordermade　檜（ヒノキ）</span><a href="http://www.osmocolor.jp/products/items/woodwax.html" target="_blank"><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/02/osumo.jpg" width="40" height="40"></a><span style="font-size:small;">color / オスモカラー3163 ウォルナット</span></p>
<p><img src="http://www.nishihour.jp/images/blank.gif" height="30"><br />
<img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/02/DSC_1324.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;">古民家の水回り、特に浴室は本当に悲惨です。その情景はお化け屋敷さながらで、ひたすらカビと湿気との戦いになります。この家の場合、まず換気扇がなかったので換気扇の取り付けから始まりました。その上で、杉の角材で浴室のコーナーサイドにやぐらのようなものを組み立てて、やぐらに合わせてヒノキの無垢板を貼り合わせていきます。こうしてヒノキの浴室が出来ました。</p>
<p><span style="font-size:large;">壁材  ¥86,700</span>　<span style="font-size:small;">Size / ordermade　檜（ヒノキ）</span></p>
<p><img src="http://www.nishihour.jp/images/blank.gif" height="30"><br />
<img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/02/IMG_2195.jpg"></p>
<p>京町家には必ず奥に坪庭があります。七輪が置いてあって、夏はここで日常的にバーベキューをやっています。</p>
<p>家の近くに24時間営業のスーパーマーケットというようなものがありつつ、この左京区でももう少し北の方へいけば畑もあったり。京都は現在では中規模の都市なんですが、程良く田舎がミックスされているあたりが心地よいバランスなのかもしれません。太平洋戦争の空襲がなかったために、今でも築50〜100年程度の家がたくさん残っており、それらに手を入れながら暮らしというものを見つめ直すには良い場所なのかもしれません。</p>
<div style="margin-top:40px;margin-bottom:40px;">
<table width="700" border="0" cellspacing="0" cellpadding="20" bgcolor="#eee">
<tr>
<td width="100" valign="top">data</td>
<td><b>kyoto kitchen</b><br />
      <a href="http://www.kyoto-kitchen.in/" target="_blank">http://www.kyoto-kitchen.in/</a></p>
<p>    京都にキッチンがあったらな。ということでkyoto kitchenという名前になりました。短期の宿泊や料理を交えたイベントの開催は常に受け付けており、現在新住民募集中。詳しくはウェブサイトまで。</td>
</tr>
</table>
</div>
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		</item>
		<item>
		<title>西粟倉村に移住した木工カップルの地産地消な暮らし方（後編）</title>
		<link>http://nishihour.jp/lifestyle/yamada_tei2/</link>
		<comments>http://nishihour.jp/lifestyle/yamada_tei2/#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 02 Feb 2012 01:52:55 +0000</pubDate>
		<dc:creator>nishihour</dc:creator>
				<category><![CDATA[地域への移住]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://nishihour.jp/lifestyle/?p=376</guid>
		<description><![CDATA[岡山県西粟倉村　山田・西原邸　改装費用183,600円（後編計） 前回に続いて山田さん夫婦の暮らしをお届けします。山田さんの奥さんの西原貴美（にしはら・たかみ）さんはいつも美味しいご飯をつくってくれるんですが、どこで手に入るのかわからない食材がズラリと並ぶ。さぞや食材入手をがんばっておられるんだろうと思っていたら、どうもそういうことではないらしい。前回、表題に地産地消な暮らし方と書いてしまったが、実は新たな交換社会を模索するカップルだったのかもしれない。 photo &#038; text by yasunobu tamari(@tamachangg) 西原：今夜の食卓に出ているモクズガニは、隣町の智頭町（鳥取県智頭町）でウナギを採ってるおじさんからいただきました。11月くらいにあまりにもたくさん採れてしまったらしく、食べきれなくて冷凍してあったんです。その数40ハイ。大鍋で5回茹でて、3時間くらいやってたかな。茹でて冷凍すると味は落ちちゃうけど、味噌は美味しいしけっこう食べられる。 チンゲンサイを炒めた油は、アナグマの脂をつかってます。けっこう美味しいんですよ。もうサラダ油には戻れない。買ってきた牛肉が不味くても、あの脂で炒めたら美味しくなるくらい。たまたま九州で捕れたアナグマが宅急便で送られてきて。 - 送られてくるんですか？まさかそのあたりの山で捕ってきたわけでもないですよね。 私が書いているブログを見た人が「これも食べてみてよ」って言って送ってきてくれたりします。貰ってばかりであまりにも申し訳ないので、こちらからあわくら椎茸を送ったりしてるんですけど。基本、会ったことのない人から送られてきます。一人だけ会ったことある人もいますけど。それから、だいたい何かが送られてくるときは、村の外から誰かが来てるときなんですよね。だから独り占めしないで、誰かが食べてる。そういうタイミングが合うことが多いですね。 - そっか。ブログでお二人の暮らし方を掲載していると、それを見て、親近感が沸いた人と仲良くなるんですね。それで地域と地域の交流が生まれてるって凄いですね。 沖縄から島らっきょうが届いて。これは山田の実家が沖縄だからなんだけど、沖縄のものが送られてくる。隠岐からサザエと〆鯖が届いたり。あれも美味しかった。最近特に買い物行かないですね。野菜も玄関に置いてあったりして。年末には葉ボタンが置いてあったりして。誰が置いててくれたのかわからなかったんだけど、今日やっと解りました。玄関に、そっと置いてあるのがいいですよね。 山田さんと西原さんの食卓 山田さんと西原さんの家に届いた数知れないいろいろな食べ物たち。写真左から小鴨、隠岐のサザエと〆鯖、立派な石鯛、ウサギ、などなど。西原さんは、これらを食べることができる状態にするための相当なスキルをお持ちなので、こういった暮らし方ができる。とてもうらやましい生活だ。 　　　 -西原さんは今、西粟倉・森の学校の製造所で商品の製造作業をされていますが、元々木工の世界を目指されていたんですか？ 西原：いいえ、子どもの頃は獣医さんになりたかったんです。途中でどんどん変わっていって、生き物が居たらいいやってなっていって。マテリアルとしての骨も単純に美しいと思って、骨格を見るのが楽しいんですよね。どうやって動いてるんやろ？これ？って思って。ひっぱってみたりして。とにかく動物が好きなんです。自然公園のレンジャーとか、大人になってから思いついたけど。大学に入って、森林の勉強をしていて山に行くようになった。屋久島にヤクザル調査に行ったり。京大の霊長類研究所が毎年行っている調査なんですけど。休みの日は先生と一緒にきのこ取りに行ったり。だいたい週末はずっと山に入ってる学生生活でした。 西粟倉のことは元々鳥取の大学に居るときから知ってて。ニシアワー製造所の求人募集が出てたんです。大阪でやってた会社説明会で、最後に一言だけ「西粟倉にはヒメボタルはいますか？」って聞いたんです。それで「いますよ」って言われて。「良かった。」って思って。それで西粟倉に移住してくることになりました。鳥取にいたときにヒメボタルの凄い綺麗なのを何度も見ていて、コンディションがいいとクリスマスツリーみたいになるんです。ほんとにすごい。すごい。もっかい見たいなーと思って。 - お二人は今後、西粟倉・森の学校で働きながら、やっていかれたいことがあるとか。 山田：家でゲストハウス的なことをやりたい。いろんな人達が出会う場所にしていきたい。あと、食堂ですね。ご飯やさんをつくるのが西原の夢なんです。 西原：こぢんまりとしてていいんで、自分一人で全部できるような規模で。「なんかあそこ行ったらなにかしら美味しいものが食べれるらしいでー」っていう場所になったらいいなぁと思っています。そんな広く多くの人が来れるとは思ってないんで。ゲストハウス件食堂みたいなことを今後やっていけたらと思っています。 山田：ネジが外れた変なやつが来るといいなあ。 マメ皿　¥2,800 Size / W : 8.5cm H : 8.5cm D : 3.2cm　Material / 楢（ナラ）、水目（ミズメ）、山桜 - 最近、西原さんは「木工房ようび」のヒノキの椅子を、ご自身で買われたそうですね。職人がつくった家具だから、けっこう良いお値段だと思うんですが、思い切って買われたのはなんでですか？ 西原：ずっと、大人になったら自分のお金で好きな家具を買おうと思ってて。去年、一週間くらいお試しでようびの家具をつかってて「これいいなぁ」と思って。私の身長に合わせて、微妙に高さを調整してもらってて、椅子の上であぐらをかきたいから、椅子の幅も大きくしてある。オーダーメイドですね。まぁとにかく2つ欲しかったんです。ぜんぜん座り心地も違うし、別もんなんですね。良い椅子です。 クレーチェア　¥67,000 Size / W : 49cm D : 44cm H : [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/02/IMG_5918.jpg"><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/02/IMG_5918-300x200.jpg" alt="" title="IMG_5918" width="300" height="200" class="alignnone size-medium wp-image-481" /></a></p>
<p>岡山県西粟倉村　山田・西原邸　改装費用183,600円（後編計）</p>
<p><a href="http://nishihour.jp/lifestyle/yamada_tei1/">前回</a>に続いて山田さん夫婦の暮らしをお届けします。山田さんの奥さんの西原貴美（にしはら・たかみ）さんはいつも美味しいご飯をつくってくれるんですが、どこで手に入るのかわからない食材がズラリと並ぶ。さぞや食材入手をがんばっておられるんだろうと思っていたら、どうもそういうことではないらしい。前回、表題に地産地消な暮らし方と書いてしまったが、実は新たな交換社会を模索するカップルだったのかもしれない。<span id="more-376"></span></p>
<p>photo &#038; text by yasunobu tamari(<a href="https://twitter.com/#!/tamachangg" target="_blank">@tamachangg</a>)</p>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/02/mokuzugani.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;">西原：今夜の食卓に出ているモクズガニは、隣町の智頭町（鳥取県智頭町）でウナギを採ってるおじさんからいただきました。11月くらいにあまりにもたくさん採れてしまったらしく、食べきれなくて冷凍してあったんです。その数40ハイ。大鍋で5回茹でて、3時間くらいやってたかな。茹でて冷凍すると味は落ちちゃうけど、味噌は美味しいしけっこう食べられる。</p>
<p>チンゲンサイを炒めた油は、アナグマの脂をつかってます。けっこう美味しいんですよ。もうサラダ油には戻れない。買ってきた牛肉が不味くても、あの脂で炒めたら美味しくなるくらい。たまたま九州で捕れたアナグマが宅急便で送られてきて。</p>
<div style="margin-top:40px;"><b>- 送られてくるんですか？まさかそのあたりの山で捕ってきたわけでもないですよね。</b></div>
<p></strong></p>
<p>私が書いているブログを見た人が「これも食べてみてよ」って言って送ってきてくれたりします。貰ってばかりであまりにも申し訳ないので、こちらからあわくら椎茸を送ったりしてるんですけど。基本、会ったことのない人から送られてきます。一人だけ会ったことある人もいますけど。それから、だいたい何かが送られてくるときは、村の外から誰かが来てるときなんですよね。だから独り占めしないで、誰かが食べてる。そういうタイミングが合うことが多いですね。</p>
<div style="margin-top:40px;"><b>- そっか。ブログでお二人の暮らし方を掲載していると、それを見て、親近感が沸いた人と仲良くなるんですね。それで地域と地域の交流が生まれてるって凄いですね。</b></div>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/02/shimarakkyo.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;">沖縄から島らっきょうが届いて。これは山田の実家が沖縄だからなんだけど、沖縄のものが送られてくる。隠岐からサザエと〆鯖が届いたり。あれも美味しかった。最近特に買い物行かないですね。野菜も玄関に置いてあったりして。年末には葉ボタンが置いてあったりして。誰が置いててくれたのかわからなかったんだけど、今日やっと解りました。玄関に、そっと置いてあるのがいいですよね。</p>
<div style="margin-top:40px;margin-bottom:40px;">
<table width="700" border="0" cellspacing="0" cellpadding="20" bgcolor="#eee">
<tr>
<td><b>山田さんと西原さんの食卓</b></p>
<p>    山田さんと西原さんの家に届いた数知れないいろいろな食べ物たち。写真左から小鴨、隠岐のサザエと〆鯖、立派な石鯛、ウサギ、などなど。西原さんは、これらを食べることができる状態にするための相当なスキルをお持ちなので、こういった暮らし方ができる。とてもうらやましい生活だ。</p>
<p><a href="http://FURERU.exblog.jp/17127540/" target="_blank"><img src="http://pds.exblog.jp/pds/1/201112/30/99/e0204899_23235367.jpg" width="150" height="113"></a>　<a href="http://FURERU.exblog.jp/17261229/" target="_blank"><img src="http://pds.exblog.jp/pds/1/201201/23/99/e0204899_13365310.jpg" width="150" height="113"></a>　<a href="http://FURERU.exblog.jp/17103065/" target="_blank"><img src="http://pds.exblog.jp/pds/1/201112/22/99/e0204899_10143960.jpg" width="150" height="113"></a>　<a href="http://FURERU.exblog.jp/17062837/" target="_blank"><img src="http://pds.exblog.jp/pds/1/201112/14/99/e0204899_18121863.jpg" width="150" height="113"></a></td>
</tr>
</table>
</div>
<div style="margin-top:40px;"><b>-西原さんは今、西粟倉・森の学校の製造所で商品の製造作業をされていますが、元々木工の世界を目指されていたんですか？</b></div>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/02/IMG_4434.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;">西原：いいえ、子どもの頃は獣医さんになりたかったんです。途中でどんどん変わっていって、生き物が居たらいいやってなっていって。マテリアルとしての骨も単純に美しいと思って、骨格を見るのが楽しいんですよね。どうやって動いてるんやろ？これ？って思って。ひっぱってみたりして。とにかく動物が好きなんです。自然公園のレンジャーとか、大人になってから思いついたけど。大学に入って、森林の勉強をしていて山に行くようになった。屋久島にヤクザル調査に行ったり。京大の霊長類研究所が毎年行っている調査なんですけど。休みの日は先生と一緒にきのこ取りに行ったり。だいたい週末はずっと山に入ってる学生生活でした。</p>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/02/himebotaru.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;">西粟倉のことは元々鳥取の大学に居るときから知ってて。ニシアワー製造所の求人募集が出てたんです。大阪でやってた会社説明会で、最後に一言だけ「西粟倉にはヒメボタルはいますか？」って聞いたんです。それで「いますよ」って言われて。「良かった。」って思って。それで西粟倉に移住してくることになりました。鳥取にいたときにヒメボタルの凄い綺麗なのを何度も見ていて、コンディションがいいとクリスマスツリーみたいになるんです。ほんとにすごい。すごい。もっかい見たいなーと思って。</p>
<div style="margin-top:40px;"><b>- お二人は今後、西粟倉・森の学校で働きながら、やっていかれたいことがあるとか。</b></div>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/02/IMG_1689.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;">山田：家でゲストハウス的なことをやりたい。いろんな人達が出会う場所にしていきたい。あと、食堂ですね。ご飯やさんをつくるのが西原の夢なんです。</p>
<p>西原：こぢんまりとしてていいんで、自分一人で全部できるような規模で。「なんかあそこ行ったらなにかしら美味しいものが食べれるらしいでー」っていう場所になったらいいなぁと思っています。そんな広く多くの人が来れるとは思ってないんで。ゲストハウス件食堂みたいなことを今後やっていけたらと思っています。</p>
<p>山田：ネジが外れた変なやつが来るといいなあ。</p>
<p><a href="http://market.nishihour.jp/?pid=27069472"><img src="http://www.nishihour.jp/lifestyle/product/mamesara.jpg" align="left" class="jquery-hover"></a><br /><span style="font-size:large;">マメ皿　¥2,800 <img src="http://www.nishihour.jp/images/youbi.png"></span><br />
<span style="font-size:small;">Size / W : 8.5cm H : 8.5cm D : 3.2cm　Material / 楢（ナラ）、水目（ミズメ）、山桜</span></p>
<div style="margin-top:40px;"><b>- 最近、西原さんは「木工房ようび」のヒノキの椅子を、ご自身で買われたそうですね。職人がつくった家具だから、けっこう良いお値段だと思うんですが、思い切って買われたのはなんでですか？</b></div>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/02/IMG_4388.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;">西原：ずっと、大人になったら自分のお金で好きな家具を買おうと思ってて。去年、一週間くらいお試しでようびの家具をつかってて「これいいなぁ」と思って。私の身長に合わせて、微妙に高さを調整してもらってて、椅子の上であぐらをかきたいから、椅子の幅も大きくしてある。オーダーメイドですね。まぁとにかく2つ欲しかったんです。ぜんぜん座り心地も違うし、別もんなんですね。良い椅子です。</p>
<p><a href="http://market.nishihour.jp/?pid=34486863"><img src="http://www.nishihour.jp/lifestyle/product/kree.jpg" align="left" class="jquery-hover"></a><br /><span style="font-size:large;">クレーチェア　¥67,000 <img src="http://www.nishihour.jp/images/youbi.png"></span><br />
<span style="font-size:small;">Size / W : 49cm D : 44cm H : 85cm　Material / 檜（ヒノキ） + ペーパーコード座張り</span></p>
<p><img src="http://www.nishihour.jp/images/blank.gif" width="10" height="70"></p>
<p><a href="http://market.nishihour.jp/?pid=33890091"><img src="http://www.nishihour.jp/lifestyle/product/fdesk1.jpg" align="left" class="jquery-hover"></a><br /><span style="font-size:large;">f Desk #1 ヒノキのデスク　¥19,800 </span><br />
<span style="font-size:small;">Size / W : 90cm D : 60cm H : 72.5cm　Material / 檜（ヒノキ） + スチール製脚</span></p>
<div style="margin-top:100px;"><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/02/youbi.jpg" alt="" title="youbi" width="700" height="467" class="alignnone size-full wp-image-388" /></div>
<div style="margin-top:40px;"><b>- ここからは後日談。西原さんが買ったオーダーメイドのヒノキの椅子のうちの片方「クレースポークチェア」について。制作された木工房ようびの職人、大島さんにお話を伺いました。</b></div>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/02/DSC_7277.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;">大島：うちのクレースポークチェアをはじめて買ってくれたのは貴美ちゃんなんだよ。中学生のときから「自分が結婚するときには自分が大好きな家具を揃えて結婚して暮らして行きたい」っていう気持ちがあったらしくて。ヒノキで白くて綺麗な椅子ができたときに「これだ！」って思ってくれたらしくて、ずっとお金を貯めてくれてたのね。</p>
<p>座面の色を選んでもらえるんだけど、三日三晩くらい悩んでくれたんだよね。で、めちゃめちゃ綺麗な水色を選んでね。空色って呼んでるんだけど。あれを選んだ貴美ちゃんは凄いと思う。</p>
<div style="margin-top:40px;"><b>- 座面の色が選べるんですね。というか、これまでのものはペーパーコード張りでしたが、座面が布になることで見た目にちょっとやぼったくなった気がするんですが。</b></div>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/02/IMG_2440.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;">大島：ペーパーコード張りの座面の方に比べたら、ちょっと普通の椅子っぽく見えるかもね。座面がハンモックみたいになってるのよ。安心感がある椅子。だけど、フレームのシルエットはヒノキで固くて凛とする椅子っていままでは無かったのよ。<a href="http://www.google.co.jp/search?hl=ja&#038;q=檜+椅子&#038;bav=on.2,or.r_gc.r_pw.r_cp.,cf.osb&#038;biw=1251&#038;bih=1203&#038;um=1&#038;ie=UTF-8&#038;tbm=isch&#038;source=og&#038;sa=N&#038;tab=wi&#038;ei=3uQpT9GlNaHwmAWz9JSjAw#um=1&#038;hl=ja&#038;tbm=isch&#038;sa=1&#038;q=ヒノキ+椅子&#038;pbx=1&#038;oq=ヒノキ+椅子&#038;aq=f&#038;aqi=g-sS1g-rJS1&#038;aql=&#038;gs_sm=e&#038;gs_upl=13939l14805l0l15054l7l7l0l0l0l5l311l1204l0.6.0.1l7l0&#038;bav=on.2,or.r_gc.r_pw.r_cp.,cf.osb&#038;fp=2dfc21a12a471b08&#038;biw=1251&#038;bih=1203" target="_blank">Googleで画像検索するとわかる</a>んだけど。ヒノキって「間伐材かわいそう」っていう扱いを受けていたところから「あ！ヒノキいいじゃん！」て言われるとこまで来た始めての椅子なんだよ。このシルエットが、いろんな色を受け付けてくれるようになった。いままでは座を明るい色にするとどうもうまく馴染まなかったんだけど。</p>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/02/DSC_7320.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;">あと、軽い。女の子と、年齢がちょっと上の方にも優しい椅子になった。楢（ナラ）の固まりで出来た椅子なんて片手で持ち上げることができないからね。大人の女性のための椅子が出来た感じかな。いままで無垢の椅子ってのはカクっとしてたら男の人の椅子で、マルっとしてたら女性の椅子みたいになってて。凛としたシルエットの椅子ってなかったのよ。ヒノキ色解放宣言。二年と十ヶ月、西粟倉でヒノキの家具を作り続けてきて、やっと「来たね！」っていう感じがした。</p>
<p><a href="http://market.nishihour.jp/?pid=39371826"><img src="http://www.nishihour.jp/lifestyle/product/kreespork.jpg" align="left" class="jquery-hover"></a><br /><span style="font-size:large;">クレースポークチェア　¥94,000 <img src="http://www.nishihour.jp/images/youbi.png"></span><br />
<span style="font-size:small;">Size / W : 49cm D : 49cm H : 80cm　Material / 檜（ヒノキ） + 布</span></p>
<p><img src="http://www.nishihour.jp/images/blank.gif" width="10" height="70"></p>
<div style="margin-top:40px;margin-bottom:40px;">
<table width="700" border="0" cellspacing="0" cellpadding="20" bgcolor="#eee">
<tr>
<td width="100" valign="top">data</td>
<td><b>日々、フレル。</b><br />
      <a href="http://fureru.exblog.jp/" target="_blank">http://fureru.exblog.jp/</a></p>
<p>    作り手と使い手を繋ぐ。フレルっていうのは、ものに触れるっていうとこから来ていて、フレルの活動っていうのはものに触れる機会を多くつくりたいというところから始めました。定期的に手作りワークショップをやってたり、神戸の「<a href="http://www.nadatama.com/modules/weblog/" target="_blank">摩耶山リュックサックマーケット</a>」っていうフリーマーケットに出してます。スプーンやアクセサリーの販売などのイベントのご案内はブログにたまに出してます。</td>
</tr>
</table>
</div>
]]></content:encoded>
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		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>西粟倉村に移住した木工カップルの地産地消な暮らし方（前編）</title>
		<link>http://nishihour.jp/lifestyle/yamada_tei1/</link>
		<comments>http://nishihour.jp/lifestyle/yamada_tei1/#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 23 Jan 2012 06:40:06 +0000</pubDate>
		<dc:creator>nishihour</dc:creator>
				<category><![CDATA[地域への移住]]></category>

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		<description><![CDATA[岡山県西粟倉村　山田・西原邸　改装費用65,450円（前編計） 山田哲也（やまだ・てつや）さん32歳と、西原貴美（にしはら・たかみ）さん28歳。大阪で家具職人を目指していたふたりが西粟倉村に移住。いわゆるIターンである。西粟倉・森の学校の社員として働き、休日は木のスプーンとかアクセサリーをつくったり、ワークショップを開いたり。毎日身につけるものをつくりたいという思いから「FURERU」という活動をしている。 山田さん夫婦の暮らしを見ていると、家も含めて食材とか器とか自分でつくるスプーンの材料とか、村にあるものや近くにあるものを丁寧に集めて手を入れて暮らしている。都市で生活をしていてもなかなか手に入らないものが、そこそこの値段で手に入ったり、夕食の材料に鹿肉や猪の肉が出てきたり、春になると生えてくる山菜や、河原から採ってきた魚、近くは鳥取の日本海から採れた蟹やサザエなどの海の幸も比較的簡単に手に入る暮らしは非常に豊かだ。「FURERU」のブログには山田さん夫婦の美味しそうな日々の暮らしが綴られている。 今回はまず、家具職人を目指して西粟倉村に移住された山田さんからお話を伺った。 photo &#038; text by yasunobu tamari(@tamachangg) マメ皿　¥2,800 Size / W : 8.5cm H : 8.5cm D : 3.2cm　Material / 楢（ナラ）、水目（ミズメ）、山桜 丸中皿　¥5,000 Size / W : 15cm H : 15cm D : 3cm　Material / 山桜 パスタ皿　¥9,750 Size / W : 23cm H : 23cm D : 3cm　Material / 栗 箸置き　¥2,250 Size / [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/01/yamadatei2.jpg"><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/01/yamadatei2-300x200.jpg" alt="" title="yamadatei" width="300" height="200" class="alignnone size-medium wp-image-475" /></a></p>
<p>岡山県西粟倉村　山田・西原邸　改装費用65,450円（前編計）</p>
<p>山田哲也（やまだ・てつや）さん32歳と、西原貴美（にしはら・たかみ）さん28歳。大阪で家具職人を目指していたふたりが西粟倉村に移住。いわゆるIターンである。西粟倉・森の学校の社員として働き、休日は木のスプーンとかアクセサリーをつくったり、ワークショップを開いたり。毎日身につけるものをつくりたいという思いから「<a href="http://fureru.exblog.jp/" target="_blank">FURERU</a>」という活動をしている。</p>
<p>山田さん夫婦の暮らしを見ていると、家も含めて食材とか器とか自分でつくるスプーンの材料とか、村にあるものや近くにあるものを丁寧に集めて手を入れて暮らしている。都市で生活をしていてもなかなか手に入らないものが、そこそこの値段で手に入ったり、夕食の材料に鹿肉や猪の肉が出てきたり、春になると生えてくる山菜や、河原から採ってきた魚、近くは鳥取の日本海から採れた蟹やサザエなどの海の幸も比較的簡単に手に入る暮らしは非常に豊かだ。「<a href="http://fureru.exblog.jp/" target="_blank">FURERU</a>」のブログには山田さん夫婦の美味しそうな日々の暮らしが綴られている。</p>
<p>今回はまず、家具職人を目指して西粟倉村に移住された山田さんからお話を伺った。<span id="more-44"></span></p>
<p>photo &#038; text by yasunobu tamari(<a href="https://twitter.com/#!/tamachangg" target="_blank">@tamachangg</a>)</p>
<p><a href="http://market.nishihour.jp/?pid=27069472"><img src="http://www.nishihour.jp/lifestyle/product/mamesara.jpg" align="left" class="jquery-hover"></a><br /><span style="font-size:large;">マメ皿　¥2,800 <img src="http://www.nishihour.jp/images/youbi.png"></span><br />
<span style="font-size:small;">Size / W : 8.5cm H : 8.5cm D : 3.2cm　Material / 楢（ナラ）、水目（ミズメ）、山桜</span></p>
<p><a href="http://market.nishihour.jp/?pid=34000474"><img src="http://www.nishihour.jp/lifestyle/product/marunakasara.jpg" align="left" class="jquery-hover"></a><br /><span style="font-size:large;">丸中皿　¥5,000 <img src="http://www.nishihour.jp/images/youbi.png"></span><br />
<span style="font-size:small;">Size / W : 15cm H : 15cm D : 3cm　Material / 山桜</span></p>
<p><a href="http://market.nishihour.jp/?pid=34000469"><img src="http://www.nishihour.jp/lifestyle/product/pastasara.jpg" align="left" class="jquery-hover"></a><br /><span style="font-size:large;">パスタ皿　¥9,750 <img src="http://www.nishihour.jp/images/youbi.png"></span><br />
<span style="font-size:small;">Size / W : 23cm H : 23cm D : 3cm　Material / 栗</span></p>
<p><a href="http://market.nishihour.jp/?pid=31163424"><img src="http://www.nishihour.jp/lifestyle/product/hashioki.jpg" align="left" class="jquery-hover"></a><br /><span style="font-size:large;">箸置き　¥2,250 <img src="http://www.nishihour.jp/images/youbi.png"></span><br />
<span style="font-size:small;">Size / W : 5cm H : 1.4cm D : 1.5cm　Material / 槐(エンジュ)、楢(ナラ)、山桜(ヤマザクラ)、檜(ヒノキ)+special</span></p>
<div style="margin-top:40px;"><b>-山田さんはなんで木工を始めようと思ったんですか？</b></div>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/IMG_4315.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;">山田：元々は大阪で家具をつくる勉強をしていました。5年くらい前はレコード屋さんで働いたり、照明の仕事だったりと、音楽の仕事をしていて。そこからゼロから家具の勉強をし始めて。家具とかインテリアとか雑貨は好きだったし、昔から自分で使う遊び道具は自分で作ってたんだよね。単純にお金が無かったからなんだけど。うちの親父もつくることずっとやってた人だから。</p>
<p><a href="http://market.nishihour.jp/?pid=38539028"><img src="http://www.nishihour.jp/lifestyle/product/fbox350.jpg" align="left" class="jquery-hover"></a><br /><span style="font-size:large;">fBox350　¥4,500</span><br />
<span style="font-size:small;">Size / W : 35cm H : 35cm D : 30cm　Material / 檜（ヒノキ）</span></p>
<p><a href="http://market.nishihour.jp/?pid=38539035"><img src="http://www.nishihour.jp/lifestyle/product/fbox700.jpg" align="left" class="jquery-hover"></a><br /><span style="font-size:large;">fBox700　¥6,800</span><br />
<span style="font-size:small;">Size / W : 70cm H : 35cm D : 30cm　Material / 檜（ヒノキ）</span></p>
<div style="margin-top:40px;"><b>-そもそも西粟倉に来られたきっかけは？</b></div>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/01/IMG_4428.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;">山田：西粟倉に移住してきたのは、一年前。大阪に飽きたってのもあるけれど。ここだったら原材料から商品になるまで、家具が作られていく過程が全部見れると思ったし。「<a href="http://nishihour.jp/youbi/">木工房ようび</a>」とか、いい作り手がいるし、そういう人達が集まってくる予感があった。西粟倉村は最初は残念な田舎だなと思ったけれど。観光資源や経済的にもこれ以上落ちようのないとこまで来てるから、そこからあとは上がっていくだけだなと。</p>
<div style="margin-top:40px;"><b>-いい作り手っていうと。</b></div>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/01/IMG_4360.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;">「大工さんスゲェな」と思って。あんなに真剣に家造りをしてる人はいままで見たことがなかった。村内の大工さんで、いま一緒に米櫃をつくってくれている、河野文明（こうの・ふみあき）さんもそうなんだけど、自分の仕事にすごくプライドを持って責任を持って仕事をしてるなってのが伝わってくるんです。そういうことが、今は表に出てないけれど、この村にはものづくりをしていくポテンシャルがあるな、と思った。</p>
<p><a href="http://market.nishihour.jp/?pid=38546858"><img src="http://www.nishihour.jp/lifestyle/product/komebitsu.jpg" align="left" class="jquery-hover"></a><br /><span style="font-size:large;">米櫃　¥15,000</span><br />
<span style="font-size:small;">Size / W : 20cm H : 26cm D : 30cm　Material / 杉（スギ）</span></p>
<div style="margin-top:40px;"><b>-Iターンとして移住してきて、どうやって家を探したんですか？</b></div>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/IMG_4422.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;">山田：西粟倉・森の学校のオーダーメイド担当として、Iターンとして移住してきたんですが。住む場所は村の役場にある雇用対策協議会が紹介してくれました。丁度一年前の一番寒いときに見に行って、最初は断ったんだよね。あまりにも状況がひどくて寒くて住めないと思ったんだけど。どうしてもあの家に惹かれてしまって、家が持つ空気感というか、築70年くらいの古民家なんだけれど建物が持っているオーラというか。それで結局直して住むことにした。キッチンや水回りは、村の役場が貸している物件だったので、役場の方で直してもらった状態で借りることになり、ボロボロになっている畳ははがして床を張りました。壁も元々の壁からぜんぶ剥がして漆喰を塗ったりして。</p>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/01/IMG_5134.jpg"></p>
<div style="margin-top:40px;"><b>-山田さんの家の食器は、見てると欲しくなりますね。色が鮮やかな物が多い。</b></div>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/IMG_4385.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;">山田：収納棚だったんだけど、上の段の引き戸を二枚外して、棚をつけて食器の飾り棚にしました。土鍋とか食器は、鳥取駅の近くに鳥取や島根のものを取り扱った食器や陶器を集めている「<a href="http://mingei.exblog.jp/" target="_blank">たくみ工芸店</a>」ていうお店があって、島根の<a href="http://www.shussai.jp/" target="_blank">出西窯（しゅっさいがま）</a>とか、鳥取の<a href="http://www.nakaigama.jp/" target="_blank">中井窯（なかいがま）</a>の陶器を使ってます。酒器とかは西粟倉の<a href="http://www.nishihour.jp/miyazaki/">宮崎さん</a>のものとか。</p>
<p><img src="http://www.nishihour.jp/images/blank.gif"></p>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/IMG_4407.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;">木で出来たカトラリーはほとんど自分でつくってます。家具だったら工房がないと作れないけれど、スプーンとかだったらワンルームマンションとか場所がないところでも作れるので。<br />
<img src="http://www.nishihour.jp/images/blank.gif" height="120"></p>
<p><a href="http://market.nishihour.jp/?pid=38538957"><img src="http://www.nishihour.jp/lifestyle/product/fboxst.jpg" align="left" class="jquery-hover"></a><br /><span style="font-size:large;">fBoxStacking　¥3,500</span><br />
<span style="font-size:small;">Size / W : 40cm H : 35cm D : 30cm　Material / 杉（スギ）</span></p>
<div style="margin-top:40px;"><b>-暖房に火鉢をつかってますね。火鉢って火事が起きそうでなんだか怖くて。</b></div>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/01/IMG_5143.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;">山田：家はめちゃめちゃ寒いので、火鉢をメインにつかってます。備長炭のようなちゃんとした墨を使えば煙も出てこなくて家の中でも使えるんですよ。火鉢はもともとあったものをつかっていて、引っ越してきたときに置いてあったんで。狭い部屋だと火鉢一個でけっこう暖まります。家の隙間はけっこう最初に埋めてるんだけど、まだまだあいていて、建具が歪んでいる部分は直せていない。家自体が歪んじゃっているから。でも隙間があいてて風が入ってこないと火鉢の火も燃えないからね。</p>
<p>&#8211;</p>
<p>後編は次週、西粟倉・森の学校の製造所で働く、奥様の西原さんからお話を伺います。</p>
<div style="margin-top:40px;margin-bottom:40px;">
<table width="700" border="0" cellspacing="0" cellpadding="20" bgcolor="#eee">
<tr>
<td width="100" valign="top">data</td>
<td><b>日々、フレル。</b><br />
      <a href="http://fureru.exblog.jp/" target="_blank">http://fureru.exblog.jp/</a></p>
<p>    作り手と使い手を繋ぐ。フレルっていうのは、ものに触れるっていうとこから来ていて、フレルの活動っていうのはものに触れる機会を多くつくりたいというところから始めました。定期的に手作りワークショップをやってたり、神戸の「<a href="http://www.nadatama.com/modules/weblog/" target="_blank">摩耶山リュックサックマーケット</a>」っていうフリーマーケットに出してます。スプーンやアクセサリーの販売などのイベントのご案内はブログにたまに出してます。</td>
</tr>
</table>
</div>
]]></content:encoded>
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		</item>
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		<title>畑とともに暮らす</title>
		<link>http://nishihour.jp/lifestyle/ishida_tei/</link>
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		<pubDate>Tue, 10 Jan 2012 03:00:25 +0000</pubDate>
		<dc:creator>nishihour</dc:creator>
				<category><![CDATA[マンションの改装]]></category>

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		<description><![CDATA[京都市左京区　石田邸　改装費用37,600円 石田弥生（いしだ・やよい）さん、26歳。愛知県で生まれて大阪の大学に行き、就職してからは京都に住む。お金を出して食べ物を買って食べていくという暮らし方に疑問を抱き、去年遂に畑と共に暮らすことを決意。京都市内でも畑の多い（が、中心部からはかなり離れている）上高野地区に移り住んだ。それまでは経済的な不安もあって会社員をしながらの街暮らしに疑問を抱き、半年間の沖縄での生活をきっかけに畑を中心にしたライフスタイルに転身した。 photo &#038; text by yasunobu tamari(@tamachangg) -京都には畑が近くにある賃貸物件があっていいですね。 石田：もともとずっと畑が近くにある家を探していて。台所の延長に畑がある暮らしがしたかったわけよ。沖縄に行ってたときにそんな感じで、料理をしながらレモングラスとかバジルを採ってきて、料理に添えてるのを見てとてもショックでした。プランターで野菜を育てているのではなくて、目の前の畑から採ってすぐ食べれる。そんな沖縄での暮らしを自分なりにどうやって実現していくかってことを2011年の6月頃から始めたんです。 -fBox350とfBox700がお気に入りだそうですね。 石田：丁度棚をつくろうと思ってた時に買ったんです。あの高さくらいのが丁度欲しくって。普段床で暮らしているんだけど、パーティーとかでお客さんが家に来たときに、天板乗っけたら大きなローテーブルとして使えるでしょう。いままでは天板を段ボールの上に乗っけてました。 あと、立って使うときも台所に置いたときに「ちょーいーじゃん」って思って。700の方を縦に置いたら、台所に立った時の作業台にできたり、ちょっと小物が置けたりするなと思って。私はなるべくシンプルに暮らしたいからあんまりモノを増やしたくないわけよ。だけどいろいろな使い方ができそうなのが、欲しいなって思ったポイントですね。 fBox350　¥4,500 Size / W : 35cm H : 35cm D : 30cm　Material / 檜（ヒノキ） fBox700　¥6,800 Size / W : 70cm H : 35cm D : 30cm　Material / 檜（ヒノキ） ペン立て（三連） ¥4,500 Size / W : 25cm H : 5.9cm D : 11.2cm　Material / [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/01/IMG_4477.jpg"><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2012/01/IMG_4477-300x200.jpg" alt="" title="IMG_4477" width="300" height="200" class="alignnone size-medium wp-image-477" /></a></p>
<p>京都市左京区　石田邸　改装費用37,600円</p>
<p>石田弥生（いしだ・やよい）さん、26歳。愛知県で生まれて大阪の大学に行き、就職してからは京都に住む。お金を出して食べ物を買って食べていくという暮らし方に疑問を抱き、去年遂に畑と共に暮らすことを決意。京都市内でも畑の多い（が、中心部からはかなり離れている）上高野地区に移り住んだ。それまでは経済的な不安もあって会社員をしながらの街暮らしに疑問を抱き、半年間の沖縄での生活をきっかけに畑を中心にしたライフスタイルに転身した。<span id="more-55"></span></p>
<p>photo &#038; text by yasunobu tamari(<a href="https://twitter.com/#!/tamachangg" target="_blank">@tamachangg</a>)</p>
<div style="margin-top:40px;"><b>-京都には畑が近くにある賃貸物件があっていいですね。</b></div>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/IMG_4469.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;">石田：もともとずっと畑が近くにある家を探していて。台所の延長に畑がある暮らしがしたかったわけよ。沖縄に行ってたときにそんな感じで、料理をしながらレモングラスとかバジルを採ってきて、料理に添えてるのを見てとてもショックでした。プランターで野菜を育てているのではなくて、目の前の畑から採ってすぐ食べれる。そんな沖縄での暮らしを自分なりにどうやって実現していくかってことを2011年の6月頃から始めたんです。</p>
<div style="margin-top:40px;"><b>-fBox350とfBox700がお気に入りだそうですね。</b></div>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/RIMG0058.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;">石田：丁度棚をつくろうと思ってた時に買ったんです。あの高さくらいのが丁度欲しくって。普段床で暮らしているんだけど、パーティーとかでお客さんが家に来たときに、天板乗っけたら大きなローテーブルとして使えるでしょう。いままでは天板を段ボールの上に乗っけてました。</p>
<p>あと、立って使うときも台所に置いたときに「ちょーいーじゃん」って思って。700の方を縦に置いたら、台所に立った時の作業台にできたり、ちょっと小物が置けたりするなと思って。私はなるべくシンプルに暮らしたいからあんまりモノを増やしたくないわけよ。だけどいろいろな使い方ができそうなのが、欲しいなって思ったポイントですね。</p>
<p><a href="http://market.nishihour.jp/?pid=38539028"><img src="http://www.nishihour.jp/lifestyle/product/fbox350.jpg" align="left" class="jquery-hover"></a><br /><span style="font-size:large;">fBox350　¥4,500</span><br />
<span style="font-size:small;">Size / W : 35cm H : 35cm D : 30cm　Material / 檜（ヒノキ）</span></p>
<p><a href="http://market.nishihour.jp/?pid=38539035"><img src="http://www.nishihour.jp/lifestyle/product/fbox700.jpg" align="left" class="jquery-hover"></a><br /><span style="font-size:large;">fBox700　¥6,800</span><br />
<span style="font-size:small;">Size / W : 70cm H : 35cm D : 30cm　Material / 檜（ヒノキ）</span></p>
<p><a href="http://market.nishihour.jp/?pid=27069602"><img src="http://www.nishihour.jp/lifestyle/product/pentate-3ren.jpg" align="left" class="jquery-hover"></a><br /><span style="font-size:large;">ペン立て（三連）  ¥4,500 <img src="http://www.nishihour.jp/images/youbi.png"></span><br />
<span style="font-size:small;">Size / W : 25cm H : 5.9cm D : 11.2cm　Material / 檜（ヒノキ）、楡（ニレ）</span></p>
<div style="margin-top:40px;"><b>-この物件は畑付きなんですか？</b></div>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/IMG_4490.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;">石田：畑は大家さんの畑で、それを一部貸してもらってるんやけど。農機具は鍬（くわ）とスコップとノコ鎌くらいだから自分で買いました。ちっちゃい畑だからね。農薬まいてない、肥料あげてない、耕してないんですよ。なるべく自然に近い形で畑をしたいと思ってます。ハーブとかちょっとした葉もの（からし菜、水菜、小松菜、春菊）と白菜をつくっています。最初は種を貰ったり買ってきたけれど、来年からは自家採取の種を使うために、種取りをしているところ。種って今一般的に売られているF1（エフワン）品種のものだと、一世代しか作物がつくれなくなってて、在来種や固定種って呼ばれている種だったらそこから育った作物からまた種を取って育てることができるから。そういう種は「<a href="http://noguchiseed.com/" target="_blank">野口種苗</a>」か「<a href="http://www.tanenomori.org/" target="_blank">たねの森</a>」で売っています。あとは近所の農家さんから貰ったりする感じ。余ったから苗でくれたりもする。</p>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/IMG_4485.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;">この杉の箱は、底板が外れて二つ重ねて乗せると高さがあるものが入っていいですね。大根とかごぼうとかネギみたいな長い野菜が入るのもいいな〜。取っ手が付いてるのも持ちやすくて良い。これでもうちょっと軽かったらもっといいんだけれど。<br />
<br clear="all" /></p>
<p><a href="http://market.nishihour.jp/?pid=38538957"><img src="http://www.nishihour.jp/lifestyle/product/fboxst.jpg" align="left" class="jquery-hover"></a><br /><span style="font-size:large;">fBoxStacking　¥3,500</span><br />
<span style="font-size:small;">Size / W : 40cm H : 35cm D : 30cm　Material / 杉（スギ）</span></p>
<div style="margin-top:40px;"><b>-部屋中に種が干してあるんですね。</b></div>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/IMG_4455.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;">石田：種取りしている時間が凄い好きで。種取りが楽しいから種取りをしちゃう。このちっちゃい種から命が生まれるのかと思ったら。</p>
<p>沖縄の黒小豆。貰ってきた種を育てて、今年はけっこう豊作だった。お月見するときに小豆炊いて、お餅と一緒に食べたりした。あと友達がマメのケーキに使いたいって言って使ってくれた。<br />
<br clear="all" /></p>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/IMG_4502.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;">ヤーコン。知り合いが育てて、私が好きって言ったら株で分けてくれて。ヤーコンはサラダにすると美味しい。</p>
<p>柿の皮をたくあんと一緒に漬けると美味しくなるらしい。（まだやってない）奥は柚子の皮。これをお酢に漬けると柑橘の香りがするお酢になって、ドレッシングに使ったりする。けっこう愛用してて。<br />
<br clear="all" /></p>
<p><img src="http://nishihour.jp/wp/wp-content/uploads/2011/12/IMG_4503.jpg" width="350" height="234" align="right" style="margin-left:15px;">今年けっこう唐辛子栽培はしたんですよ。4種類かな。鷹の爪、ハラペーニョ、ゴールドチリ。それで今年は柚子胡椒をつくってたりしてた。</p>
<div style="margin-top:40px;"><b>-育てた野菜はどこかで売ってたりするんですか？</b></div>
<p>石田：月一回手作り市を友達のシェアハウスでイベント的にやってて、そこでつくった野菜や瓶詰めを売ってて。柚子胡椒と食べるラー油と唐辛子の三升漬け（さんしょうづけ）っていうのを売ってて。あとトマトのチャツネとか出してた。</p>
<p>沖縄の暮らしを自分で実践していくのは、自分のためでもあるけど、こういう暮らし方もあるんだ！って衝撃を受けて、それをもっと自分の友達にも知って欲しいなっていうのもあって。人を家に呼んだりする中で、そういう暮らし方を紹介したいんだよね。うちの畑で一緒に野菜を収穫して、ご飯食べるっていうのもやりたいんだよね。今の季節、忘年会とかで鍋するなら「野菜もっていくよー」とか言えるようになったし。いままで友達の誕生日に「何買っていこう？」っていうふうに考えてたけど、これからは「何つくっていこう？」って考えられるようになったのが嬉しいね。おすそわけ生活。</p>
<div style="margin-top:40px;margin-bottom:40px;">
<table width="700" border="0" cellspacing="0" cellpadding="20" bgcolor="#eee">
<tr>
<td width="100" valign="top">data</td>
<td><b>cestbeaulavie（せぼらび）</b><br />
      <a href="http://www.facebook.com/profile.php?id=100003316243325&#038;sk=wall" target="_blank">http://www.facebook.com/profile.php?id=100003316243325</a></p>
<p>    フランス語で「Life is Beatiful」という意味。 何かを分かち合うこと。手作り市や食事会やイベントを「せぼらび」っていう名前でやっています。食べ物自体をおすそわけするっていうよりも、畑のある暮らしの心地よさをおすそわけしたい。ご興味のある方はフェイスブックでご連絡ください。</td>
</tr>
</table>
</div>
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