
京都市左京区 石田邸 改装費用37,600円
石田弥生(いしだ・やよい)さん、26歳。愛知県で生まれて大阪の大学に行き、就職してからは京都に住む。お金を出して食べ物を買って食べていくという暮らし方に疑問を抱き、去年遂に畑と共に暮らすことを決意。京都市内でも畑の多い(が、中心部からはかなり離れている)上高野地区に移り住んだ。それまでは経済的な不安もあって会社員をしながらの街暮らしに疑問を抱き、半年間の沖縄での生活をきっかけに畑を中心にしたライフスタイルに転身した。
photo & text by yasunobu tamari(@tamachangg)
石田:もともとずっと畑が近くにある家を探していて。台所の延長に畑がある暮らしがしたかったわけよ。沖縄に行ってたときにそんな感じで、料理をしながらレモングラスとかバジルを採ってきて、料理に添えてるのを見てとてもショックでした。プランターで野菜を育てているのではなくて、目の前の畑から採ってすぐ食べれる。そんな沖縄での暮らしを自分なりにどうやって実現していくかってことを2011年の6月頃から始めたんです。
石田:丁度棚をつくろうと思ってた時に買ったんです。あの高さくらいのが丁度欲しくって。普段床で暮らしているんだけど、パーティーとかでお客さんが家に来たときに、天板乗っけたら大きなローテーブルとして使えるでしょう。いままでは天板を段ボールの上に乗っけてました。
あと、立って使うときも台所に置いたときに「ちょーいーじゃん」って思って。700の方を縦に置いたら、台所に立った時の作業台にできたり、ちょっと小物が置けたりするなと思って。私はなるべくシンプルに暮らしたいからあんまりモノを増やしたくないわけよ。だけどいろいろな使い方ができそうなのが、欲しいなって思ったポイントですね。

fBox350 ¥4,500
Size / W : 35cm H : 35cm D : 30cm Material / 檜(ヒノキ)

fBox700 ¥6,800
Size / W : 70cm H : 35cm D : 30cm Material / 檜(ヒノキ)

ペン立て(三連) ¥4,500 
Size / W : 25cm H : 5.9cm D : 11.2cm Material / 檜(ヒノキ)、楡(ニレ)
石田:畑は大家さんの畑で、それを一部貸してもらってるんやけど。農機具は鍬(くわ)とスコップとノコ鎌くらいだから自分で買いました。ちっちゃい畑だからね。農薬まいてない、肥料あげてない、耕してないんですよ。なるべく自然に近い形で畑をしたいと思ってます。ハーブとかちょっとした葉もの(からし菜、水菜、小松菜、春菊)と白菜をつくっています。最初は種を貰ったり買ってきたけれど、来年からは自家採取の種を使うために、種取りをしているところ。種って今一般的に売られているF1(エフワン)品種のものだと、一世代しか作物がつくれなくなってて、在来種や固定種って呼ばれている種だったらそこから育った作物からまた種を取って育てることができるから。そういう種は「野口種苗」か「たねの森」で売っています。あとは近所の農家さんから貰ったりする感じ。余ったから苗でくれたりもする。
この杉の箱は、底板が外れて二つ重ねて乗せると高さがあるものが入っていいですね。大根とかごぼうとかネギみたいな長い野菜が入るのもいいな〜。取っ手が付いてるのも持ちやすくて良い。これでもうちょっと軽かったらもっといいんだけれど。

fBoxStacking ¥3,500
Size / W : 40cm H : 35cm D : 30cm Material / 杉(スギ)
石田:種取りしている時間が凄い好きで。種取りが楽しいから種取りをしちゃう。このちっちゃい種から命が生まれるのかと思ったら。
沖縄の黒小豆。貰ってきた種を育てて、今年はけっこう豊作だった。お月見するときに小豆炊いて、お餅と一緒に食べたりした。あと友達がマメのケーキに使いたいって言って使ってくれた。
ヤーコン。知り合いが育てて、私が好きって言ったら株で分けてくれて。ヤーコンはサラダにすると美味しい。
柿の皮をたくあんと一緒に漬けると美味しくなるらしい。(まだやってない)奥は柚子の皮。これをお酢に漬けると柑橘の香りがするお酢になって、ドレッシングに使ったりする。けっこう愛用してて。
今年けっこう唐辛子栽培はしたんですよ。4種類かな。鷹の爪、ハラペーニョ、ゴールドチリ。それで今年は柚子胡椒をつくってたりしてた。
石田:月一回手作り市を友達のシェアハウスでイベント的にやってて、そこでつくった野菜や瓶詰めを売ってて。柚子胡椒と食べるラー油と唐辛子の三升漬け(さんしょうづけ)っていうのを売ってて。あとトマトのチャツネとか出してた。
沖縄の暮らしを自分で実践していくのは、自分のためでもあるけど、こういう暮らし方もあるんだ!って衝撃を受けて、それをもっと自分の友達にも知って欲しいなっていうのもあって。人を家に呼んだりする中で、そういう暮らし方を紹介したいんだよね。うちの畑で一緒に野菜を収穫して、ご飯食べるっていうのもやりたいんだよね。今の季節、忘年会とかで鍋するなら「野菜もっていくよー」とか言えるようになったし。いままで友達の誕生日に「何買っていこう?」っていうふうに考えてたけど、これからは「何つくっていこう?」って考えられるようになったのが嬉しいね。おすそわけ生活。
| data | cestbeaulavie(せぼらび) http://www.facebook.com/profile.php?id=100003316243325 フランス語で「Life is Beatiful」という意味。 何かを分かち合うこと。手作り市や食事会やイベントを「せぼらび」っていう名前でやっています。食べ物自体をおすそわけするっていうよりも、畑のある暮らしの心地よさをおすそわけしたい。ご興味のある方はフェイスブックでご連絡ください。 |








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